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大学教員公募の振り返り①

需要はないかもですが、私も以前諸先輩方が書かれた文章を参考にさせていただいていたので、誰かの参考になれば・・・と忘れないうちに書いておこうと思います。
私は教員ではないお仕事からの転職でした。
博士の学位を取って、実際に公募を出し始めたのが、転職活動1年目の10月頃・・・その当時、大学公募戦線は、夏がピークで10月も過ぎたあたりからは募集がフェードアウトしていくことすら知らなかった・・・
1年目は2件出してみました。1件目は書類選考で落ちました。
しかし、ここで業績の書き方とか(非常に細かい指定のある大学だった)を学ぶことができました。いちいち業績に対する概要を書くとかすら知らなかったのでとても勉強になったのでした。
以下、この大学の公募で作った業績をベースに書類を作成していくことになります。
2件目は、書類を応募してから程なく面接の連絡がメールできました。
面接の連絡から10日後の面接で、学部での簡単な模擬授業(15分くらい)と面接(1対4)でした。
そこから1週間もしないうちに、今度は、最終の理事面接に進んだという連絡をメールにていただきました。
ただし理事面接は理事達のご都合により年明けの1ヶ月後。
1月末に設定されました。この時点で4月からの着任なんて無理じゃない?と思いつつ挑んだ面接。
いやぁ、司会がマイクで話を進め、理事が15名ほど居並ぶ面接は圧巻でした笑
後にも先にもこんな面接はなかったなぁ・・・
結果はなんと2月の末!もちろん落選だったのですが、今回の公募では該当者なしとなったそうです。
なぜそれを知ったかというと、私を推してくださった学部長さまから長文メールが来たからです。
この学部長さまは理事面接の前にも、こういうことが質問されると思いますから準備しておくといいですよ、とか教えてくださったり、とても好印象でした。
なんでも学部の意向と理事の意向(分野違いでは?というご意見が出たらしい)がそぐわなかったということでした。
こういう時は「お祈りメール」が来ると聞いていたので、ご丁寧なメールにびっくりしたものでした。
実際翌年も注意深く見ると、この大学から同じ分野で募集が出ていました。
ボス(博士時代の主指導の教授)からは再度出してみなよ、と言われたけれど、なんかこの大学は違うなぁという気がしたので結局は出しませんでした。

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