教員1年目 我慢が爆発した話

赴任校が決まった時

わたしは、大学が地元の隣の県だったため、そのまま大学のある自治体を教採で受けました。

そして、採用通知が来て赴任校が決まったのだけれど、まさかの予想外の場所でした。

山の上の学校🏫

最初そこが決まった時は、寂しくて泣きました。
私の地元は駅から近く、非常ににぎわっている場所だったので、山の上でやっていけるのか
不安でした。

山の上の学校

この学校がある場所は、峠を登って30分の所です。
コンビニまでは車で40分。
近くにはオオサンショウウオが生息している
自然豊かな場所です。
実家までは車で2時間半。

一人暮らしが決定しました。

校長先生から電話が来ました。

住む場所は、教員住宅

賃貸アパートもありません。古い教員住宅だけがありました。
住んでいるのは、私以外に2人。先輩です。

トイレは綺麗でした!でも、お風呂は昔ながらの正方形の小さなお風呂。
居間は畳。

自分の中では経験したことのない暮らしでした。

暮らしはじめて

4月1日に学校に行くと、みなさん優しい方ばかりで本当に人には恵まれました。
そして、17時にもう帰って休みな!って言ってくれました。

でも、帰る先は教員住宅。他に行く場所はない。
これが本当に苦痛でした。

学校が始まると、7時に家を出て、19時に帰宅。
本当に寝るだけだったんですけど、心細かったんです。

土日は必ず2時間半かけ、実家に帰ってました。
なぜなら、本当に休まるのはここだけだから。

その心細い生活を3ヶ月続けていると、ついに限界が来てしまいました。

限界がきた日

教育委員会の方が訪問して、初任者の話を聞いてくださる機会がありました。

そこで、ふと涙が出てしまったんです。

そして。

わたしここで3年間やっていく自信ありません🥲
と泣いてしまいました。

その後

教育委員会の方がたくさん話を聞いてくださり、
高速道路を使って通うのもいいんじゃない?と
言ってくださいました。

それからその年の夏休みに引っ越し、同棲を始めました。
場所は高速道路を使って1時間通勤にかかる場所。

大変だと思われますが、

わたしはそこから自分を取り戻し、初任校を
終えることができました🥰

まとめ

仕事での嫌なことももちろんあるけど
わたしの1年目の場合は住む環境で、ストレスを抱えてしまいました。
そして、住む環境を変えるとそこからはガラリと自分らしさを取り戻すことができたんです。

あの頃の教育委員会の方、指導員の方
彼氏(今は旦那)に感謝です🥰

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