【つかみかけた内定】涙を堪えるために、夜のカフェでnoteを書く。
ずっと夢見ていた、5年ぶりの夜ひとり外出。
ライブにいきたい。友達と飲みにいきたい。たくさんの楽しいことを妄想しながら、寝れない夜をいくつもすごした。
それが今日、カフェでひとり涙を堪えながら一心不乱にnoteを書く時間になるなんて、何月何日の私が予想しただろうか・・・。
だけど、私が私を守るためには、noteを書くしかないのである。
つかみかけた内定
「誠に残念ではありますが、今回はお見送りとなりました。」
夕方、エージェントから最終選考の結果連絡がきた。
「うそだ・・・」そんな言葉と同時に涙がこぼれそうになる。
6月から転職活動を開始して、ここだ!と思う企業2社が最終選考まで残った。そして今週、1つずつ最終面接を受けた。
2か月長かったが、今週でもうおわるものだと思っていた。
甘かった。今日、娘たちと一緒に作った生チョコタルトの何倍も甘かった。
つかみかけた内定は、手のひらからするりと抜けて、スタート地点に戻ってしまったのだ。
また1からSPI対策をして、書類選考があって・・・。
少なく見積もっても、あと1か月は転職活動を続けなければならない。
いや、お盆を挟むから1か月半はかかるだろう。
私にそのパワーが残っているのか。もう無理かもしれない。
生きるのをやめるときって、こういうふとしたタイミングなのだろう。
【内定→辞退】A社 企画職
スカウト経由で進んだA社。リモートワークメイン、年収UPの好条件。
職種も前向きに取り組むことができる企画職。
1次面接の担当者の印象もかなりよく、入社意欲がとても高かった。
前向きな気持ちで迎えた最終面接で、まさかの出来事がおきた。
令和の時代に圧迫面接にあったのだ。
面接がはじまってすぐ、1分に1問のハイペースで質問攻めされる。
2名の面接官に矢継ぎ早に質問され続け、少し違うことを言うとすぐにカットイン。
頑張ってペースについていっても、答えたことに相槌もなければ、表情1つ変わらない。
気が付いたら喉はパッサパサになっていた。
その選考は通過し、内定の予定だったらしいが、面接官は直属の上司となる2名。入社したところで前向きに仕事ができる未来はない。
迷うことなく、選考辞退を申し出た。
求職者も選ぶ立場にあるのだ。
【お見送り】B社 バックオフィス全般
A社を辞退した翌日に最終選考を受けた。
フルリモート×時短勤務で、年収は下がるが申し分ない。
いけるだろう・・・と思っていたが、手ごたえが全くなかった。
なんとなく落ちている気もしたが、落ちるわけないと、根拠のない自信もあった。
結果は冒頭のとおり。
結果と同時に、「ロジカルシンキング力不足」という冷たい評価のお土産がついた。
これからどうする
6月にも内定辞退をしているので、ゴールからスタートに引き戻されるのはこれで2度目だ。
6月に内定をもらった企業、圧迫面接を受けたA社の内定をうけていたら、もう転職活動は終わっていただろう。
だけど、その選択をしなくて良かったと思う未来がきっとくると信じている。
取り敢えず進んでいた正社員を進めていたが、働き方は正社員に拘らなくてもよいと考えている。
もう少し選択肢を増やして、自分がちょうど良いと思う雇用形態を模索してみたい。
ただ、私はいまひどく落ち込んでいる。
手のひらに収まりかけた「内定」がするりと抜けていき、これから何をつかみに行けばもうわからない。
目の前がぐらぐらして、足元はふわふわとしている。
悲しくて悲しくて。
この瞬間も、涙をこらえるのに必死だ。
また前に進むことはできないかもしれない。
雇用形態云々の前に、働くこと自体できるのだろうか。
考えても考えても、いまは前を向くことができない。
前を向けないのなら、無理に向く必要はない。
とにかくいまは、悲しみの波にどっぷり溺れようと思う。
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