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足の付け根が痛い妊婦さん・ママさん


足の付け根が痛い妊婦さん・ママさんはいらっしゃいませんか?

雨の日が続いていますが、皆さんいかがお過ごしでしょうか?

妊娠中は適度な運動が大事というし、張り切って歩こう!
…と思ったら足の付け根(鼠径部)が痛い!
数歩歩けばピリッと痛み、全然散歩にならない…!
そんな経験のある方いらっしゃいませんか?


はい、私です。

「お腹大きいからしょうがないのかなぁ」となんとなく考えていましたが、症状が出てからかれこれ1ヶ月。予定日は1ヶ月先。

(…まだこの痛みに耐えなければいけないの!?)

ストレッチしたり、歩く以外の運動をしたりしてなんとか運動量を確保しようと奮闘しましたが、体力低下は進行する一方。ずっと痛いわけではないけど、痛みで腰がひけたまま歩き続ける意欲もなく。
産前休暇に入って、出産まで指折り楽しみに数える日々を過ごせると思っていたのに。
思うようにいかない身体に涙が出る時もありました。
妊娠中に少しでもケアできていたら、もっと純粋に妊娠期を楽しめたのではないかと今になって思います。

足の付け根が痛い要因あれこれ(実体験より)

足の付け根、所謂鼠径部の痛みについては原因が色々ありますが、私の実体験を元にお話ししていきたいと思います。

鼠径部が痛くなる要因として、私の場合は➀骨盤ベルトの締めすぎ、➁半腹臥位(うつ伏せ気味に横になった状態)で寝ている時間が長い、➂座って過ごす時間が長い、➃お腹が張らないようにお腹の力を抜いて過ごしていた、などが挙げられます。

➀に関しては、私の使用していた骨盤ベルトは寝て装着した状態で指2~3本入る程度の隙間があることが目安として説明書に書かれていました。しかし、「締めると楽だから」「すぐずれるけど、頻回に直せないから」という理由で、特に仕事中はしっかり目に締めていました。
➁は、週数が進むにつれて仰向けの姿勢も段々つらくなってくるので、必然的に横向きや半腹臥位の姿勢で寝ることが増えました。鼠径部の外側~お尻の横川を常に圧迫している状態でした。
➂は、妊娠後期にもなると息切れしやすくもなるため、座って過ごす時間が長くなりました。鼠径部が痛いから歩けない→歩けないから座って過ごす→座る時間が長いから、鼠径部が圧迫され続ける→また痛くなるの悪循環でした。
➀~➂結果、鼠径部周囲の筋肉や神経の圧迫時間が長くなり、癒着や機能性の低下が起こっていたと考えられます。
ストレッチも適宜行っていましたが、十分な効果は得られていませんでした。

また、➃に関しては「お腹が張らないように」ということを意識するあまり、「お腹に力を入れないようにすればお腹は張らないはず」という思い込みがあったように思います。
もちろん、強い収縮を伴うような重労働や筋トレは避けた方が良いですが、上記を意識した結果、立った時はお腹を突き出す姿勢で過ごしていました。この姿勢は股関節周りの筋肉をほとんど使わないので、筋力低下・機能性低下が起こり、片脚に体重がかかった際に股関節が安定しない状態となっていました。

痛みを軽くするには

同じお悩みがある妊婦さん、ママさんは、まず上記➀~➃が当てはまるかチェックしてみましょう。当てはまるものに合わせて以下の方法を試してみて下さい。

➀の場合は、基本ですが説明書通りのサイズ感、ゆとり、位置に合わせて装着してみましょう。
➁の場合は、仰臥位低血圧症候群や左向きの方が下大静脈という血管が圧迫されにくいなど、様々な因子が関わってくるので一概には言いにくいですが、楽な姿勢を増やしておくことで圧迫時間も減り、睡眠の質もあがる可能性があります。左右いずれにもクッションや抱き枕を置き、半腹臥位や半側臥位(少し仰向け状に上を向いた横向き)の姿勢がすぐとれるようにすると、わずかな動きで姿勢を変えることができます。
➂に関しては、左右のお尻に均等に体重がかかるように座り直してみましょう。座る際にお尻を少し後ろに引くようにするのも◎
➃に関しては、お腹を頭方向に身体を伸ばしながら腹式呼吸をしてみましょう。寝た状態がわかりやすいと思います。

やってみたけど変わらない…そんな時は

ご自身で色々試してみたけど変わらない!という方は専門家にみてもらうことをお勧めします。
もちろん、第一にかかりつけの産婦人科や整形外科などでご相談頂くのが望ましいですが、圧迫や筋力低下、機能不全が原因の痛みであれば、こちらでの対応が可能ですのでぜひご相談下さい。

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おわりに

妊娠中に限らず、適度な運動は大事ですが、痛みが伴っては続けることも難しいですよね。
早めにケアして『ワタシのじかん』を楽しみましょう!


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