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いのいのぶたぶた

チョコはミックス犬である。
ヨーキーとパピヨンのミックス。
パピヨーキーとかパピキーとか呼ばれる犬種らしい。
お顔はヨーキー、耳と尻尾はパピヨン寄り、毛質はうーん両方(笑)

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この大きなお耳で、よく聞こえるかと思うと、
都合の悪いことは一切聞こえない。
でも悪口はよく聞こえる(笑)
そんな感じのイッヌである。

ある日ムスメが言った。
「ねぇ知ってる?ライオンとヒョウのミックスって、レオポンって言うんだって!」

「なんか味ぽんみたいでかわいいねぇ」

「・・・・(黙殺)」

「でも、なんでレオポン?」

「LEOPARDとLIONだから」

「いや待て。【レオ】と【ン】はわかるけど、どこから【ポン】が・・」

「絶対そう言うと思った!LEOPARDのPと、LIONのONがくっつくのよ!」

あ、それでPONなわけね!納得納得。

ミックスの場合、一般的には父親の英名の前半部分と
母親の英名の後半部分を繋いで、命名することが慣例らしい。

ってことは、チョコはパピヨンのお父さんとヨーキーのお母さんから生まれたのかなあ。なんて話をしていたら、ムスメがさらに続けてきた。

「でね、話はこれからなのよ!
レオポンはそれ以上の掛け合わせができないんだって。
でも、イノシシと豚のミックスってなんていうか知ってる?」

「知ってる!!」

「え、なんで?!なんで知ってるの?!」

「昭和をなめんなよ(笑)常識よ常識!イノブタでしょ?」

「マジ?ほんとに知ってたんだ!」←ってあなた、疑っていたんですか

「ふふん、そんなこと知らないなんてキミもまだま・・(途中で遮られる)」

「それでね!イノブタはさらに掛け合わせができるんだって」

「ふーん・・(それってお得情報なのか?とボンヤリ思っている)」

「でね!イノブタとブタを掛け合わせると、イノブタブタになるんだって!」

「・・・・」

「さらにね!イノブタとイノシシを掛け合わせると、イノイノブタになるんだって!知ってた?!?!?」

・・え?シシはどこに(*⁰▿⁰*)

その内容もさることながら、20代のムスメが、何ゆえこんなにイノブタの命名法について母親に熱く語っているのか(笑)
思わずうっすら笑っていたらしきワタシの顔をみて、それを、内容について疑っているのかと勘違いしたムスメは

「前に生物の先生が言ってたんだよ!正式名称なんだって!
イノイノブタ!ほんとだってば!!」

そうか、そうなのか。(笑)わかったわかった、ムスメよ落ち着け。

アラフィフになって初めて知るイノブタの世界。
やっぱりミックス犬のように、イノシシ寄りのイノイノブタとか
ほぼブタだよねぇのイノブタブタとか、あるのかなぁ。
なんてことをつらつら考える平和なお正月でありました。
みんなが2021年の抱負とか考えているのに、イノブタブタについて考えてるあたりが、なんかもーすでに年始からゆるゆるnote。





なんとなく毎日読むのが楽しみだなと思っていただける文章を書き続けたいです。チョコ先生は腎臓と膀胱にステントを通しており、てんかん発作もあり、さらに胆嚢液体膿腫で胆のうを摘出し、いろいろとオペしてる身の上ゆえ、いろいろともろもろと服薬や治療食などにお力添えをいただけると嬉しいです!