『老後の暮らしを聞く』もうすぐ65歳友達編
近所の友達はもうすぐ65歳になる。年金全額受取りもそこまで来てる
10月からは勤務を減らす
半年サイクルで勤務契約をしている。今は8時45分から15時45分の昼休みを挟んだ6時間勤務。
ほぼ立ちっぱなしで障害者施設が請け負った作業を一緒にする仕事。
結束バンドで資料を束ねたり、それを納品のため運んだり。
車で運転して届けたり、公園での清掃もあって、この猛暑も外で作業を共にしていた。
人一倍頑張り屋で真面目なので、大変な作業をいつのまにか担当している。いつも結束バンド機械でするのは私なのよ。力がいるらしい。
友達は今度65歳になるというのに若手。ベテランさんの70歳オーバーの人もいるので、3人の中で一番若い。
みんなそれぞれ疲れや痛みもあり休むこともあるらしい。
だから職員さんに若い人を入れないと全員が休むってことだってあるんだからねとくぎを刺している。
この夏に息子家族をお盆に迎えてお世話しながら働いたら、その後体調くずして1週間休んだ。
作業がメインなのでその内容を聞くと、働くって大変よね、と思わず言ってしまった。
だから10月の勤務からの半年は週4勤務にするんだと思っていた。人手不足だから、しぶしぶ隔週での週4勤務とした。
その後は本当に完全週4勤務にするって決めている。
12月からは年金も全額支給されるし、だからもし更新されなくてもちっとも怖くない。
グループホームで働かないかの誘い
前の職場で一緒だった人が近所に高齢者のグループホームを経営していて4、5箇所と増えている。そこで誘われている。
友達は事務職の後、そういう施設で働くことが多かった。夜勤もしていたと聞いていた。
夜勤をすれば2万円近くもらえるから、週に1回だけして月8万弱もらえる、それもいいかな。
健康でいれば年金プラス7、8万円で
もうマンションのローンは払い終わっているので住居費は管理費のみ。
食費だけ自分の作るついでに作ってあげるのよ。その費用は自分もち。
料理も手早くできる人だから、どってことないし、作りたくない時は作らない。
同居の義母も去年亡くなり、今は自分のことだけだから楽できていると話す。
働かなくてもやってはいけそうだけどリフォームもしたいし、健康ならもう少し働いてもいいかな。
そんな状況の友達である。
住宅ローンの支払いも終わり、ふたりの生活だとどうにかやっていける。健康なら少しだけ働いて、旅行費を稼いでもいい。
友達は骨も丈夫で今まで手術など大きな病気も経験がなく疲れはするけど元気でいる。
元気でいるのが一番の節約、楽しめる。
住宅宅ローンがあるかないか、家賃がどれくらいかかるのかが老後の年金暮らしに大きく左右する。
友達の話を聞いて、さて自分はどうするのか模索中である。