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お正月嫌いの今年のお正月記録

まず、お正月が嫌いです。嫌い、というか苦手です。

これは小学生の時からそうなんですけど、

一人っ子なので同年代の人に会えないのが苦手ポイントその1。

死ぬときは家族じゃなくて友達といたいと思うほど、血の繋がっていない仲の良い人たちと一緒にいるのが心地いい人間なので(親に謝れ)、年の瀬から三が日まで友達に会えないというのはとても孤独を感じて嫌でたまりませんでした…。

唯一の救いは友達からの年賀状、郵便のバイクの音が聞こえた瞬間取りに行ってました笑

苦手ポイントその2、テレビが非日常的で安心できない。

お正月って色んな特番があるじゃないですか。駅伝とかお笑いとか新春スペシャル!みたいなのとか。
月曜はこれ、火曜の夜はあれ、みたいに規則的だったテレビ欄が、もう、イレギュラー、イレギュラーの嵐。

そして我が家は(集会をする親戚の家でも)駅伝を見る家だったので、3日間、朝起きたらただひたすら人が走っている絵面が何時間も映し出されるのを見なきゃいけないこの状況の何が楽しいのかわからなくて気が狂いそうでした。(駅伝で走っている方のドラマとかを想像できるようになった今は割と平気になってきたんですが)

そんなお正月嫌いの今年のお正月はどうだったかというと…

楽しかったんです!

今年、初めて実家で年を越さなかったんです。
そして、近くに住んでいる友人たちとお雑煮を作りました。(みんなその地区でしか行動していない人たちなのでご安心を…)


それがもう楽しくて…!

自分の夢の一つに、
「実家ではない場所で友達とお正月を迎える」
というのがあったんですけどついにそれが叶いました…!

実家からはリラックマの鏡餅が届いて、お礼に(?)毎年見ていた『ゆく年くる年』が映し出されたテレビ画面を撮った写真を親に送りました。
1人で淡々と迎えた年越しは静かで優しかったです。

不謹慎ですけど、家族が存命のうちにこうやって親元を離れて年越しをするのは、贅沢というか親にとったら随分と親不孝な娘かとは思うのですが、私はどうしてもこれがしたかったんです。

こんな風にお正月を迎えることができたのは家族と友人のおかげですね。ありがたや。



ささやかだけど、とても思い出に残るお正月でした。

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