65.お金は人を喜ばせた分だけもらうもの
お金は嫌なことをしてもらう対価ではない
最近読んだ本にこんなことが書いてあった。
お金は嫌なことをしてもらう対価ではなく、人を喜ばせた分だけもらうもの
例えば、おつかい。
私の家はおつかいを頼まれたことが一度もないが、子どもの時から面倒なおつかいに行ったらお小遣いがもらえるという経験をしてきた人は、おそらく「お金=嫌なことをして得られるもの」という意識が染み付いているのだと思う。
一方で私はというと、そこまで「お金=嫌なことをして得られるもの」という感覚はない。
ただ、大学時代のアルバイトではまさにこの感覚を持って働いていたなと今振り返って思う。
大学1年の時に働いたマクドナルド、大戸屋、シンガポール旅行に行くお金を貯めるために短期で始めた工場バイト…。
私の嫌なことだらけだった。
先輩に怒られながらの接客、重たい定食セットの器を両手それぞれに載せる、クーラーが全然効かない中での単純作業。
この時、たしかに
「お金を得るためには嫌なことをしないといけない」
という意識が芽生えていた。
でも、この本を読んで
「お金は人を喜ばせた分だけもらうもの」
という考え方に出会った。
そして、私の身近な人にこの考え方を体現している人がいるので、すんなり納得できた。
*
BTSが多額のお金を稼いでいる理由
その身近な人とは、「BTS」。
今や世界中で大人気の彼らなので「身近な人」というのは少し違うと思う方もいるかもしれない。
ただ、ワールドスターであることは事実であるものの、彼らはファンであるARMYを「親しい友達」と呼んでくれ、心のうちを率直に話してくれるのですごく身近に感じるのだ。
例えるなら近所のお兄さん。
BTSのことになると永遠に語ってしまいそうなので、ここで一旦ストップ。
彼らを見ていると、まさに
「お金は人を喜ばせた分だけもらえるもの」
だなと強く思う。
彼らに関するニュースでは「マンションを〇億円(現金一括)で買った」など、とにかくかなりお金を稼いでいることを伝えるものがよくある。
ただ、彼らがそこまでのお金を稼げているのは、
「多くの人を喜ばせ、多くの人の心を救っているからだ」
と思う。
私はnoteでBTS関連の記事を見るのが趣味だが、記事を読んでいると
「BTSのおかげで自分を大切にできるようになった」
「BTSに出会えたことで物事を前向きに考えられるようになった」
など、とにかく彼らに出会ったおかげで救われている人がたくさんいるのだ。
つまり、
「彼らはたくさんの人を喜ばせ、歌詞や発する言
葉・態度などで世界中の多くの人が心を救われている。だからたくさんお金をもらっていて当然」
といえる。
*
私は2022年の春から社会人になる。
正直初めは仕事になるべく早く慣れることが最優先のため、自分のことで精一杯になり、「1人でも多くの人を喜ばせよう」という意識はなかなか持てないと思う。
ただ、「お金=嫌なことをして得られる対価」ではなく、「お金=人を喜ばせたらもらえるもの」という考えは常に忘れず働きたい。
お金のために嫌々仕事をやるのではなく、
「どうやったら目の前の顧客を喜ばせられるのか」
とポジティブに考え、その結果お金を得る。
そんな社会人生活を送りたい。
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