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週報とTM法と私

私の仕事は課の週報に何故か載せてもらえません。

さえないアラフォー工業系女子が身の振り方を考える話
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ここ3年、私が情熱を注いで取り組んでいる業務テーマがありあます。
仮にTM法という名前にさせて頂きますね。

近年の私は機械系の実験開発業務を一貫して遂行してきた訳ですが、特に機械部品を使って内部の潤滑状態を評価する仕事に多く携わってきました。

TM法はその最たるもので、ザッツトライボロジーですね。
私が開発した技術ではありませんが、私はそれをL部担当の機械部品でも測れるようにしようという業務テーマを与えられています。

それしか無いのかよと読者の皆様からツッコミを食らいそうですが、実はほぼそれ以外仕事回してもらえない現実もあったりします…が、それはまた次回触れていきますということで。

私はL部の機械部品でTM法の測定が出来るようにし、TM法自体の問題点も改善し、古典的潤滑理論に沿ったデータも、それを超越する知見も沢山得て、毎日心底楽しく取り組んでいます。私だって意外と出来るじゃん、の一つです。

さて、仕事していると日報、週報、月報などあることと思いますが、L部では各人週報をしたため、課長に提出します。

課長は部員達の週報をとりまとめて課の週報を上げ、部長はその中から特筆する内容をピックアップして部の週報を発行する、という流れになっています。

報告であると同時に、他の部へのアピールの機会でもありますね。

TM法を始めた頃から、私の週報が課長の週報に載らなくなりました。特にTM法は、研究報告書を発行した時しか載せてもらえません。だから3年で5回ぐらいという少なさ。

それがどれほど異様なことかと言うと、課の週報は原則全ての業務テーマが載りますし、月単位で進捗していないテーマとかでさえ、載るのですから、今週の進捗を報告している私のTM法が載らないのは、何故なのでしょうね。

私の直属の上司、B課長は、そういった類の行動をよくとります。
パワハラとは言えない程度の嫌がらせ…をして、気に入らない部員のパフォーマンスを下げようとしているのだと思います。

真綿で首を絞めるようなハラスメントだなと思います。
真綿ハラスメント、マワハラ?笑

週報に載せてもらえないことが常態化してしまったので、毎週末、あ、今回もか、と思うだけで、特に悲しみも湧かなくなりましたが…

これは私の業務報告を受理しないということでもあり、アピールの機会を与えないということでもありますので、私にとったら多大な損失なんですよね。

一方ごく稀に、A部長がTM法を部の週報に取り上げて下さることがありました。
その時も課の週報には載ってなかったので、部長は私の週報をわざわざ開いて確認してくれたのですね。ありがたい話です。

というのもTM法、B課長はまるで興味が無いご様子にて、A部長のイニシアチブで進められてきたテーマなんですね。

B課長を飛び越えてA部長と直接やりとりするの、最初はハラハラしましたが、今は慣れました。

ハラハラすることなんか無いと思われる読者の方もいるかもしれませんが、L部はすこぶる体育会系の部署なので、上下関係が異様に厳しいんですよね…

もう少し、真綿ハラスメントの実態について取り上げていきたいと思います。

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