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【苦手なことでも挑戦する勇気】day191

昨日のブログでスクワット歴、読書歴を
書いてから浮かんだ続編です。

昨晩、夕飯を食べてシャワーを浴びている
時にふと頭に浮かびました。

元々、運動は苦手だったことはこれまでも
時々書いてきました。中学で運動部に
入ったことが好機となり、運動は大の苦手から
得意とは行かずども、好きに変わって
行きました。

よく聞かれるのが、なぜ苦手な運動に
挑戦しようと思えたのかです。
最近、久しぶりに会った、私の幼少期を
よく知るMさんからも聞かれました。
普通、苦手なものは避けようとします。
食べ物でもそうですね。

思えば、私はずっと苦手なことにトライ
し続ける、苦手克服型の人生を歩んできた
ような気がします。

苦手なもの、周囲と比べて、できないことが
多すぎたからそうせざるをえなかった
のかもしれません(^^;;

運動部に入ったのは中学の時。
人と話すことも、運動も苦手な自分を
変えたくてバスケットボールを始めました。

この選択は私にとって後から考えても
大きな転機で、
当時の私にとっても一大決心だった訳ですが、
中学に入ってからの1ヶ月足らずでこの挑戦を
決めたわけではありませんでした。

物心ついた頃からずっと運動が苦手で、
運動会や体育の時間が毎回嫌でたまらなくて、
みんな楽しんでいることを楽しめない、
そんな自分が嫌いでした。

幼稚園の記憶といえば、お遊戯会も、
運動会も、「出ない」と泣いて周囲を
困らせている苦いシーンです。

小学校でも、マラソン大会や運動会の
徒競走でいかに最後にならないかに
必死だった記憶が蘇ります。


運動に関する一番鮮明な記憶は、
小学6年の体育の授業。「跳び箱を全員跳べる
ようになりましょう」という目標が
勝手に?掲げられました。

私は、数ある体育の種目中でも跳び箱と鉄棒が
群を抜いて苦手で、小学6年になっても
跳び箱は未だ跳べずでした。
逆上がりも補助台を使わなければできません。

跳び箱は私と数人が跳べずに残っていました。
1人、また1人と跳べるようになって行き、
跳べていないのはとうとう私1人だけになりました。

クラス全員が固唾を飲んで見守る中、
私は何度も跳び続けました。

周囲の運動が得意なクラスメイトが、
いろいろとアドバイスをしてくれました。

・もっと勢いをつけて走ったらいい。
・ロイター版をもっと思いっきり蹴って、
 手をついたらいい。
・手をつく位置をもう少し奥にしたらいい。

その一つ一つのポイントを頭の中で
繰り返して、その通りに体を動かそうと
しては失敗する、トライアンドエラーを
繰り返しました。

思ったとおりになかなか身体は動かない
ものです。
それをめげずに意識して繰り返す、
できるまでやり抜くことで、
成功する1回にたどり着けます。

それが跳び箱4段がはじめて跳べた
瞬間でした。
「跳び箱4段が跳べたのが小学6年生」
と周囲と比べてしまうと遅く、
少なくともクラスでは一番最後でした。

しかし、この時の跳べない悔しさ恥ずかしさ
からの跳べた嬉しさ、強い感情を伴う
この時の光景、経験は一生モノです。

見守ってくれた先生やクラスメイトには
感謝しかないですね。

苦手なものにトライすること、
挑戦し続けることの大切さを小学生時代に
学びました。


小学4年生から、クラブ活動の時間が週1回
あり、クラスメイト達はサッカーや
ドッヂボールのクラブと嬉々と選んで
いきました。

私は自分の運動の苦手さをボトルネックに、
4年生ではボードゲームクラブ、
5、6年の2年間はミュージッククラブに
消去法で選んで入りました。

思い切りよく、運動に飛び込めば、
苦手は苦手なりに楽しめたのかもしれませんが
当時の私にはとてもそうは思えませんでした。

休み時間も基本、図書室に行き、
日本の偉人伝や世界の偉人伝を読み漁って
いました。

野口英世やナイチンゲール、ベーブルース、
ライト兄弟、豊臣秀吉など、伝記の
本棚ひと棚をひと通り読んだ覚えがあります。

これは後付けですが、苦手克服、
チャレンジ精神や、
たとえ時間がかかってもやり抜くマインドは、
本を通して先人達から学んだことが
大きかったのかもしれません。

こんな小学校時代を経て、
中学でバスケットボールに取り組んだ
ことが大きな転機となりました。
あの時、跳び箱を跳べないとあきらめたら、
運動の楽しさを今でも味わえなかった
かもしれません。

目の前のことに、まずは精一杯
取り組んでみること。
その積み重ねで、運動を楽しめる
ようになり、今もスクワットや
ランニングをよき習慣とできています☆

写真は先日サイクリングに行った時の
公園で久しぶりに見た鉄棒です。
その時にもこの跳び箱エピソードを
思い出しました。実は鉄棒にも似たような
経験があったりします(^^;;

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