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20代を終え、新しく芽生えた私の意思

30歳になりました。
気づけば新年度も4月が終わろうとしています。

思えば1年前のこの日もせっせとnoteを書いていました。その時は高知県のホテルの部屋で一人黙々と記事を書いていたような。今日は愛知県岡崎市にて、またもやホテルで一人黙々とこれを綴ります。

丁度1年前の今ころは、noteを毎日更新していました。
今でもたまに振り返り当時の記事を読むことがありますが、恥ずかしいほどに、1年前の自分が青いこと青いこと。きっと、今日のこの記事を来年の自分が振り返って読めばまだ青さに赤面するかもしれませんが、それにしても過去のnoteの青さが恥ずかしい。笑
そう思える程度には、物理的な変化もありつつ、どちらかというと私自身の内面の変化が大きい一年だったような、そんな気がします。いい意味で、少しは大人になれた気がする。失ったものも多少あれど、得たものも沢山すぎるほどにある。この1年間で得たこの成長を、大切にしていきたいと感じています。


実のところ、3月の終わり辺りから私にしては珍しいほどの急激なメンタルダウンがやってきておりまして。「これはちょっとヤバいな」と我ながら危機感を募らせるような、時間だけが過ぎていくような、時間よ早く過ぎ去っておくれと思えるような、そんな半月間でした。何をしても、休んでいても気が休まらない。何もできない。負のスパイラルが続く日々。

しかし物事は何事も巡り。この時期はどうしてもそうなるのでしょうか、私も今週は移動が続いており、この1週間で熊本に3泊、沖縄に2泊、東京2泊を挟んで今日は愛知が岡崎に1泊、明日も(どのエリアか分からないけど)愛知にもう1泊と色々足を運んでみて、沢山の出会いや自然や感性やご縁を体で感じて、完全な感覚ではありませんが、自分が快調に向かっていることを感じられています。

特に普段の東京↔︎京都間とはまた一つ違うような感じるものがあって、今、自分の中に新たな自分が芽吹いていることを強く実感しています。

まずは、家事代行というこの仕事に対する自分の捉え方が根本的に変化したこと。ライフワークからライスワークに変化した仕事を経営していく事(≒責任や義務)に対する更なる覚悟。共に活動する人たちへ対する気持ち。自分の感情と会話しながら調整をする感覚。組織をつくる上で、人を束ねようとしないことや強要しすぎないこと。その上で私自身が自己犠牲をしないよう、適度に意見を主張すること。謙虚であることと自分を認めないことは似て非なるものであるということ。本当の意味での変化を恐れないこと。そして、何故私は今この仕事に取り組んでいるのかという原動力の自覚。
感覚的に色々学んだことはあれど、どれもまだまだ、まだまだこれから。まだまだ、ぜーんぜん。でも、新芽のようなこの感覚たちを大きく育てることができたなら、私は今よりももっと素敵な経営者になれると思うのです。

20代を振り返り考えると、ひたすらに自分と向き合い、内省し続けた日々でした。このnoteを始めたきっかけも、今となってはもう忘れてしまいましたが、ただひたすらに、自分の感じる内情を、このnoteにぶつけてきました。
私は何に喜びを感じるのか、何が好きで、何が嫌いなのか。あの時誰に言われたあの言葉に、どれほどの怒りを感じていたか、また悲しみを感じていたのか。どの仕事であれば自分に無理がなく継続できるか。誰と一緒にいたいのか。どこで生きていたいのか。何ができる自分になりたいのか。どんな自分になりたいのか。ひたすらひたすら、自分に問いを投げ続けたこれまでの時間でした。

会社員を辞めた5年前の今日。
あの時の自分は自分の意見や意思を言葉に乗せて人に伝えることが全くできず、赤ん坊になったような気持ちで毎日悔しさを噛み締めていました。
今でこそ、こうしてnoteや人との会話を通じて、自分の軸や思想について問われた時はスラスラと言葉にできる程度にはなりましたが、私という人間をビジネスパーソンとしてではなく、一人の人間として見た時、まだまだ理解できていない部分がたくさんあります。

そうして20代は主に仕事を中心に軸を固めてきたからこそ、次の30代は私という人間そのものを見つめ直す、そんな時間になるのだろうと思います。20代の間、目を背け続けてきた、私だけが知っている私の直したいところ。本当の意味で、
誰にも言えなかったコンプレックスと向き合う時間がやってきたのでしょう。
もう、向き合う覚悟はできました。

10年前には思ってもいなかった今があり、
5年前には思っていもいなかった自分になり、
そして5年後、10年後
私は一体どのような人間に成長し、誰と共にいるのでしょうか。

未来に対して、皆目検討もつかないと思いながらも
私はそうした未来にぶち当たるであろう壁に対して一つずつ葛藤し、傷つき、泣き、時には怒りながら、その先にある、成長という名の変化に希望を求めて進み続ける人間が自分の性分なのだと知ってしまいました。

きっと、これからの数年も私は
様々な人たちと出会い、交錯し、強くなる。

気合いと根性で乗り越えてきた20代の経験を元に、30代は後悔のないよう今よりもっと、頭を使った過ごし方をしていく。自分のことを、一人の人間として大切にする。周りの人を受け入れ、助け合い、たくさんのことを赦していく。守りたいものを守るために、必要な優先順位を、計画を、目標へ向かった一歩ずつの努力の積み重ねを、毎日コツコツ取り組んでいく。
私はきっと、そんな30代の過ごし方をしていくのだと思います。

自分のことが無敵だと信じていた無知だったあの時とは変わり、自分の無力さも愚かさや傲慢さ卑しさも知っているからこそ
私はまた一つ、器を広げて人として成長し続けていくのでしょう。

自分について多くのことを知り、
たくさん悩み、考え、苦しみ、そしてそれ以上の喜びに恵まれた、素晴らしい20代でした。

そして、これから始まる30代は、この経験を踏まえ更に素晴らしい自分にアップデートしていくための、実り多い時間になるでしょう。

きっと、歳を重ねるごとに、私は少しずつ私のことを好きになれる。
そう思えるように成長させてくれた周りの皆さんと、自分と向き合い続けた20代の自分に心からのありがとうを。

そして、これからもよろしくね。
引き続き、応援よろしくお願いします!

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