時代の空気をマインドフルネス

ぼんやり生きていてもなんとかなる時代ではない。
そりゃ、餓死するということはないかもしれないけれど、どんどん端におしやられるのは覚悟しなきゃならない。ん?そんな覚悟するくらいなら、ぼんやり生きないか。

ぼんやり生きない。ということは、きりっとすることか。と、あたりを睨んでみても、なにもかわらない。そりゃただの危ない人だ。
ぼくらは、時代の空気を読む必要がある。

世の中でなにが起きていて、それを抽象化するとどんなことだ。すなわち、世の中の空気ってのはこういうことだ、ということを肌で感じて、つねにアップデートしていく。
クリエイターだけじゃなくて、社会で生きていくなら必要な情報、思考だ。
本や新聞やテレビ、ネットのニュースを、ただ見るだけじゃなくて深く読み込む。流れを読む。

空気を感じる。
微分積分で考えると、どんどん細分化していくことになる。認知行動療法だってそうだ。どんどん細分化していくと、どこまでたどりつくんだろう。
それは一挙一動、日常生活のすべてだ。つまりマインドフルネスに生きるということが、時代の空気を感じる最小単位だ。
人生のすべてをマインドフルネスに、空気を、感覚を、感じながら生きなければ、時代全体の空気をつかむことなんかできやしない。

だからマインドフルネスをはじめよう
ごはんを食べる時、自動的に食べるんじゃなくて、一口ずつ甘みを感じよう。りんごをかじる。一口目も、二口目も、同じ味がするのはふしぎじゃないか。どうして、自然は、果物は、甘さが均一なんだろう。そんなことを考えてみよう。確かめてみよう。
料理は、材料の分量を何グラムとか、何センチ角に切るとか、作るときは細心の注意を払うのに、食べるときは、バクバクっと食べて、ずずずっと流し込んで終わり。そんなのもったいない。作るときと同じように細心の注意を払って食べてみよう。お茶を飲むときも、ちょっと粉っぽいなとか、意外となめらかな舌触りだなとか感じながら飲んだほうが、楽しいし美味しい。
そういうことを繰り返しているうちに、すべてがマインドフルネスになっていく。そして、時代の空気も感じられるようになっていく。
まずはマインドフルネス。最小単位からはじめよう。

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