カリガリ博士

予告編はこちら。
https://www.youtube.com/watch?v=gkPdvRontMc

映画好きな人ならタイトルくらいは聞いたことがあると思います。
ある連続殺人事件を中心にして、そこに大きくかかわっているカリガリ博士を探す物語です。
最初期のホラー映画ともいわれていますね。
たしかにおどろおどろしさはよく出ています。さすがに、今の時代に観て、怖いとは思わないですが。

それよりも、この作品を観ていて思ったのは、とても自由だということです。背景が板だし、登場人物は少ないしで、予算はあまりなさそうな感じなのですが、その背景が独特な絵で描かれていたり、文字が画面中に表示されたりと、今の作品ではあまり見られない自由さがあります。

表現というものに対する考え方が違うのかもしれませんね。映画というものを、絵画の延長線上にとらえている感じがします。と、書いていて思い出したのはリチャード・リンクレイター監督の「ウェイキング・ライフ」です。
https://www.youtube.com/watch?v=SbPgprcMtjo
この感じ。映画という概念はまだまだ進化を続けていけそうじゃないですか?

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