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月世界旅行 カラー復刻版

世界初のSF映画。
1902年の作品。つまり、明治時代ということだ。そう考えるといかに驚異的なのか実感できる。

月の目にロケットがぶつかるというイメージで有名な古典映画。
映画の楽しさ、すばらしさを凝縮した作品だ。
人間が月にいって、戻ってくるという、ただそれだけの作品ではある。
月には宇宙人がいて、戦いがある。あっさりしたものだ。
舞踏のような雰囲気で、緊張感はまるでない。どちらが勝っているのもよくわからないが、とにかく地球人はロケットに乗って地球に戻ってくる。

月面の崖から弾丸型のロケットが落下して、そのまま地球の海に着水するというアイデアは斬新だった。
なにからなにまで斬新なのだ。

映画の純粋な喜びを思い出させてくれる素晴らしい作品だ。

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