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要塞に住もう

要塞に住みたいときみが言った。
ちょうど、新宿の都庁ビルを眺めていた時だ。
「要塞みたいだね」
ぼくは言った。
「本当に、ぼくたちは要塞に住まなきゃならないかもしれない」
ぼくたちはまだ若くて2人だけで結婚を約束していた。ぼくは貧乏で、きみはちょっとしたお金持ちの一人娘だった。まず父親が反対するだろう。
「どんなに大変なことがあっても、ぼくは平気だ」
きみはそう言って微笑んだ。

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