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『森へ行った日』帯から一首(1)

川本千栄第四歌集『森へ行った日』。タイトルは金色です。光ります。ながらみ書房様が選んで下さった帯の五首を毎日一首ご紹介します。

満開のまだ一片も散らぬ花 生きている人は去って行く人

桜が咲き満ちて危ういバランスを保っている状態。やがて花びらが散るように、人も去って行くのだ。

2021.5.15.Twitterより編集再掲