『短歌研究』2019年10月号
①「評論賞選考座談会」「なぜイオンモールを詠むのか」(土井礼一郎)について。佐佐木幸綱〈「ちはやぶる」と「イオンモール」が、同じような時代的なシンボリックな意味を持ったんじゃないか・・・〉。イオンモールが現代の歌枕ということか。特定の場所を指さない歌枕。面白い。
②松村由利子「ジャーナリスト与謝野晶子」〈・・・晶子は女性記者たちを自分の「仲間」と捉え、常に気を配っていた。それは自らもまたペンの力で時代を切り拓く一人であることへの自負であった…〉。やっぱり晶子、カッコいい。職場に喪服を常備しとけ、とか現代的。
③「わたしを目覚めさせた評論」梶原さい子「『D・arts』の矢」。平成15~18年の短歌評論マガジン『D・arts』を取り上げていただいた。お読みいただければうれしい。
2019.10.14.Twitterより編集再掲