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読むだけお茶のお稽古

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読んでいるだけでお茶のことあれこれわかるように! スキマ時間に読むだけでOKのお茶のお稽古^^
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#表千家同門会

表千家同門会 同門7月号 清らかなお茶の楽しみ

日常にお茶の道具を 「おうちごはん」が見直されているコロナ禍の今、折敷(おしき)をランチ…

変幻自在の紙?

今日は「懐紙は変幻自在の紙」ということを先生にうかがった日のことをお話ししましょう。 お…

表千家同門会 同門8月号 清らかなお茶の楽しみ

一ニ三三二一 「お茶の世界だけでなく、日々の暮らしの中でも物事を続けていくことは本当に根…

表千家同門会 同門 9月号 『宗旦宗匠のことば』より

明月に寄せて 「暦を繰ると、今年は九月十日が中秋の名月です。秋は、涼風、虫の音に薄(すす…

🍌バナナ抹茶ラテ

抹茶を和菓子と合わせるだけでなく、気分に応じて好きなように飲もうと思い始めて、抹茶ラテを…

古くなった茶筅(ちゃせん)をなんとか再利用したい

お茶を点てるのに使う茶筅とは、竹でできていて、見ためは泡立て器にちょっと似ているような感…

相伝ってなに❓

今日は「相伝」という言葉を先生にうかがった日のことをお話しましょう。 「今度『相伝』しよかと思うんやけど」 先生が仰いました。言葉を知らなかったワタシにはひらがなの「そうでん」しか思い浮かばず、よくわかりませんでした。 お話をうかがっているとお免状のことでした。それは「そろそろお免状はどうか」ということだったのです。そして、さらにお話をうかがうと、「許状」「免許状」「相伝免状」と色々な呼び方があるとのことでした。 《稽古の内容および段階は、流儀・流派によって異なるが、

相伝式の日のこと

今日は「相伝式(そうでんしき)」の日のことをお話しましょう。 「相伝式」先生からうかがっ…

茶道雑誌 11月号 『現代語で読む[不白筆記]第12回』より

「この道でもっとも悪い事は、我慢と我執です。上手な人をそしり、初心の人を見下すのは、あっ…

表千家同門会 同門11月号 『清らかな茶の楽しみ』より

臨機応変 「十一月に入り炉開きの季節となりました。家元では立冬を目処にして炉を開いていま…

炉開き

今日は「炉開き(ろびらき)」という言葉を先生からうかがった日のことをお話しましょう。 秋…

11月はお茶のお正月

今日は先生から「11月はお茶のお正月よ」と言われた日のことをお話しましょう。 立冬が過ぎて…

表千家同門会 同門12月号『千宗旦宗匠の言葉』より

無事の茶 「十二月のこの時季は、茶席に「無事」の語をよく拝見します。 『無事とは、何の造作…

お客さんとしてお茶席に入ったらまず何をする❓

ワタシがお世話になっていたお稽古場ではお稽古に行くと、お客さんの役割とお点前の役割をそれぞれするということになっていました。お客さんの役をする時はまずお茶室に入るところから始まります。お茶室に入ると、そのまま床の間へ。 床の間に掛かっている掛け物(掛け軸)と飾ってあるお花を拝見するのよと先生に教えて頂きました。 床の間の前まで来たら……。 1.掛け物の前に座り扇子を膝の前に置いてお辞儀をする 2.指先は畳に軽くつけたままの状態で掛け物をじっと拝見する (書かれている語句や