見出し画像

鳥取市が「SDGs未来都市」に選定!その理由は?|明日も、みどりの風が吹く。|210531

先日、鳥取県に嬉しいニュースがありました。

鳥取市が内閣府が地方創生事業の一貫として行っている「地方創生SDGs」の取り組みにおいて、提案したSDGsを推進する事業が評価され、SDGs未来都市に認定されました。

具体的な提案内容としては、「サステナビリティ×イノベーションで『農村から真の持続可能なまち』を実現する」というテーマ。

環境保全と経済活性化を両立させ、2030年を目標に、産官学の連携による食とエネルギーの自給自足都市の実現を進めていくとのこと。

エネルギー面においては、再生可能エネルギーの普及を進めるため、「微生物発電」(微生物が有機物を分解する際に生じた電子を利用する発電方法)の実証実験を行っていき、

食の分野においては、農業で使う電気や燃料を再生可能エネルギーを使用することで、食とエネルギー両方で自給自足していくまちを目指しているとこのとです。

SDGs未来都市の選定においても、そういった今までにない新しい方法で持続可能な社会の構築を目指している点が評価され、今回の選出につながったと思われます。

そもそも、SDGs未来都市とは?

「鳥取市がSDGs未来都市に認定されて、その理由は大体わかったが、そもそもSDGs未来都市って何?」

という方もいらっしゃると思います。(僕も最初はそうでした)

内閣府の地方創生事務局によると、SDGs未来都市は次のように説明されています。

地方創生を深化させていくためには、中長期を見通した持続可能なまちづくりに取り組むことが重要です。地方公共団体によるSDGsの達成に向けた取組は、地方創生の実現に資するものであり、その取組の推進に向け、地方創生分野における日本の「SDGsモデル」の構築を進めています。地方公共団体によるSDGsの達成に向けた優れた取組を提案した60都市を「SDGs未来都市」として選定しました。

(SDGs未来都市は)、SDGsの理念に沿った基本的・総合的取組を推進しようとする都市・地域の中から、特に、経済・社会・環境の三側面における新しい価値創出を通して持続可能な開発を実現するポテンシャルが高い都市・地域として選定されているものです。
(引用:内閣府 地方創生推進事務局HP)

簡単に説明すると、日本全国の地方公共団体のモデルとなるようなSDGsの達成に貢献する事業に取り組んでいる/取り組もうとしている都市や地域を選定する制度みたいなものです。

SDGs達成に貢献する優秀な取り組みを行っている地域を「SDGs未来都市」として認定することで、この取組が日本の他地域にも広まって欲しいといった思いがあるようです。

学校で素晴らしい取り組みを行っている人を表彰して、他の生徒にも見習ってほしいのと、同じ感じでしょうか。

鳥取県内で認定されているSDGs未来都市は3つ!

そんなSDGs未来都市ですが、鳥取県内には認定されている地方公共団体が3つもあります。

智頭町・日南町・鳥取市です。

智頭町は、「中山間地域における住民主体の SDGs まちづくり事業」として、

日南町は、「第一次産業を元気にする~SDGsにちなんチャレンジ2030~」として認定されています。

2021年5月現在では、全国に124個あるSDGs未来都市。自分が住んでいる都道府県の地方公共団体は認定されているか調べてみてもいいかもしれませんね。

【株式会社クレコ・ラボ 智頭研究所とは】
東京港区にあるWEB・動画制作事業を主とする株式会社クレコ・ラボのサテライトオフィス兼、木工製品の製造拠点です。

デジタルコンテンツ制作の他に、日本木材を活用した木工製品の企画・開発・製造を行っています。

「木のストロー」「木のマスクケース」「木の紙」といった日常で使う木製品を通じて、「森と人を繋ぐお手伝い」をしています。

<お問い合わせ>
🏠鳥取県八頭郡智頭町郷原238 旧山形小学校2階
📧creco.chizu@gmail.com
☎070-4481-9982
📷https://www.instagram.com/chizu_creco/
🎬https://youtu.be/qSjDpw1SVGU




この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?