【サテライトオフィス】鳥取県智頭町に企業進出するまでのお話。
新型コロナ感染症のの影響もあり、
今までの働き方に変化が生じています。
リモートワーク、ジョブ型雇用、テレワーク、ワーケーションといった言葉に注目が集まっている中、今回は「サテライトオフィス」について取り上げてみます。
智頭研究所自身も東京に本社があるサテライトオフィスで、鳥取県の助成金を活用して地方に企業進出することができました。
そういった地方進出の経緯や
サテライトオフィスについて話していきます！
【株式会社クレコ・ラボ 智頭研究所とは】
東京港区にあるWEB・動画制作事業を主とする株式会社クレコ・ラボのサテライトオフィス兼、木工製品の製造拠点です。
デジタルコンテンツ制作の他に、日本木材を活用した木工製品の企画・開発・製造を行っています。
「木のストロー」「木のマスクケース」「木の紙」といった日常で使う木製品を通じて、「森と人を繋ぐお手伝い」をしています。
■サテライトオフィスとは？
まずは、サテライトオフィスについての説明です。
サテライトオフィスとは、企業の本社・本拠地から離れた場所に設置する小規模なオフィスのことです。
サテライト（英語：satellite）が「衛星」を意味するように、本社を中心として衛生のように周りを取り囲んでいるという意味合いで、サテライトオフィスというようです。
サテライトオフィスには大きく分けて、
以下の３タイプがあります。
□都市型サテライトオフィス
「都市型サテライトオフィス」は、東京や大阪などの都市部に開設するサテライトオフィスです。
都市部における営業所として、主に地方に本社を持つ企業が持つことが多いそうですね。
□郊外型サテライトオフィス
「郊外型サテライトオフィス」は、都市部に本社を持つ企業が郊外に構えるオフィスのことです。
郊外に職場を新たに構えることで、都心まで通勤していた社員の時間や交通費用を減らすことができますね。
□地方型サテライトオフィス
「地方型サテライトオフィス」は、都市部に本社がある企業が、地方の遠隔地に構えるオフィスのことを一般的に指します。
智頭研究所は
「地方型サテライトオフィス」に当てはまります。
地方に新たな拠点を設けることで、地方における新たなビジネスのスタートや事業拡大を目指しています。
■鳥取県にサテライトオフィスを設立するなら
□とっとり先駆型ラボ誘致・育成補助金を活用しよう
さて、本題の智頭研究所がサテライトオフィスを鳥取県に設立するまでの経緯についてお話します。
☆地方での事業開発
↓
地方の官公庁との繋がり
↓
「商品開発・製造の内製化をしたい」という潜在的な希望
↓
官公庁からのサテライトオフィス設立の提案
↓
助成金・補助金申請
↓
官公庁からのサポート
↓
助成金・補助金認定
↓
サテライトオフィス設立
大きく分けて以上のような流れで、
「地方型サテライトオフィス」の設立まで至りました。
ポイントは地方への企業進出のきっかけが、既に地方で行っている事業を基点に補助金活用まで至ったというところです。
ゼロからの補助金申請ではなく、既に地方や官公庁との繋がりを既存事業においてある程度作れていたのが、スムーズに補助金を活用できた一因です。
鳥取に企業進出するにあたり活用した補助金は、
とっとり先駆型ラボ誘致・育成補助金です。
この補助金のポイントは、
大きく２つあります。
①「事前調査→オフィス設置→拠点設置」までの一連のサポート体制
地方に企業進出するにあたっての一連の企業活動全てを
長期的にサポートしてくれる点です。
立地場所の事前調査からサテライトオフィスの設置、さらに常設の研究開発拠点の設置まで幅広く最長４年にわたり支援できます。
②先駆的事業に絞った補助金
一般的な事業ではなく、「尖った研究製品・サービス開発」といった事業に絞っています。
「先駆的事業」とは
・同業他社に普及していない技術等を活用した製品製造、サービス提供を行う事業
・同業他社の一般的な方式とは異なる生産・販売・提供方式を行う事業
・既存技術の組合せ、製品の用途変更等により新たな顧客獲得や市場を創造する事業
・大都市圏等から企業の機能及び業務の一部を県内に移転する事業
を指すそうです。
地方での新規事業の開発に
ピッタリな補助金と言えるでしょう。
詳しくは下のリンクよりご確認ください。
【まとめ】リスクの分散化に繋がるサテライトオフィス
今回は、鳥取県にサテライトオフィスを構えるまでのお話をしました！
いかがでしたでしょうか？
サテライトオフィスを構えることは、万が一の災害や事故が起きたときのリスク管理にも繋がると思います。
興味ある方は、「〇〇県 企業誘致 補助金」で調べてみれば、いろいろと情報が出てくるのでぜひ調べてみてください。
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