【番外編】知的財産管理技能検定のススメ
こんにちは、知財コーディネート広場です。
今回は番外編といたしまして「知的財産管理技能検定」について、私たちの考えをお伝えできればと思います。
なぜなら、日々の活動や世の中の動きから、社内外において知的財産における注目が高まっていると実感しており、それを学ぶうえで効果的な1つの手段となるからです。
知的財産は、ブランドを維持して守るために大切な存在
社内で変化の激しいこれからを生き残っていくために、何が大切かを協議した際、「ブランディング」というキーワードが出てきます。
実はこのブランディングと知的財産は言葉は違えど大きな親和性があるのです。
分かりやすく言えば、サッカーです。
ブランディングは「攻める」、知的財産は「守る」。
カタールサッカーワールドカップで日本がドイツやスペインと言った強豪国に勝つことができたのも、この両方をしっかりやる抜くことができたからだと言えるでしょう。
攻撃は最大の防御とも言ったりしますが、個人的にはリスクも大きいと感じており、それを最大限排除することで、より効果的な攻撃ができるのではないかと考えます。
つまり、知的財産を意識したうえで行動していくことは、これからを生き残るうえで重要なのです。
世界が日本の知的財産を狙っているという事実
世の中的には、国内外で知的財産に関する議論が活発になってますし、先週にはこのようなニュースが出ていましたね。ざっくり言いますと知的財産への意識が不十分であった故に、大切なノウハウが海外に奪われてしまいました。
長い年月をかけて発明した財産が、あっけなく奪われてしまう。これは本当に大きな損失です。開発者も言葉にできないくらい悔しかったと思います。
これはほんの一例であり、今後ますますグローバル化が進むことは避けられないでしょう。そうなるとこのようなことが起こる可能性はさらに増えてきてしまいます。私たち一人一人がこの知的財産についてもっと真剣に向かい合うことが大切ではないでしょうか?
知的財産管理技能検定を通じて、知的財産を知るということ
知的財産と向かい合ううえで様々な方法がありますが、そのなかの1つとして「知的財産管理技能検定」の勉強をすることをおススメいたします。
この検定は知的財産に特化した国家資格であり、初心者から上級者まで幅広く知的財産について学ぶことが可能です。
「知的財産の必要性は分かるけど、どこから学んでいいか分からない」
「知的財産を1から知りたい」
「知的財産を少しでも理解して仕事に活かしていきたい」
こんなことでお悩み、お考えの方におススメです。
コーディネートでも受験し多くの社員が合格!合格のポイントと活用方法とは?
私たちコーディネートでも、昨年から知的財産管理技能検定を積極的に受験しており、すでに全社員の半分以上が3級を合格、1名は2級にも合格いたしました。合格者には社長も含まれております。
合格者の声を聞くと、共通するのが「テキスト」と「問題集」の反復学習を行っていたということです。
ある社員は、まずはテキストを読んで知識をインプットし、過去問でアウトプットを行うことを繰り返し行なったことが合格のポイントだったと語っていました。
また、別の社員は真逆でまずは問題集から入って問題を解き、分からないところはテキストを読んでいたとのこと。前述の社員とは真逆の方法ですね。どちらにせよ、インプットとアウトプットの反復が合格においては欠かせません。
また、社員によってはテキスト・問題集にプラスして、別途スタディングで勉強したという方もいましたね。通勤時間や移動時間などを活用し、動画視聴を通じて学びを深めたとのことです。
息抜きがてらで知的財産管理技能検定に関するYouTubeを視聴し、インプットをしたという社員もいました。
勉強開始時期については、受験日の1.5~2か月前からで、時間は30~50時間あたりでした。直前に一気に勉強して合格することもできなくもないですが、コツコツと勉強する方が多い印象です。
社員からは、学んだ知識をお客様先で語ることで、新たなコミュニケーションのきっかけや、有益な情報提供に繋がり喜ばれたなど、ポジティブな声も上がってきています。
知的財産の理解を深め、大切なブランドを守ろう
今後、世界規模で競争が激しくなるなか、生き残っていくためには世の中に必要とされるブランドを確立させ、それを維持し、磨き上げると同時に外部に奪われないよう守り続けることが大切です。
もちろんそのようなブランドをすぐに生み出すことは容易ではありません。絶え間ない努力の積み重ねが必要となります。しかし、だからといって何もしないのでは現状打破に繋がりません。
私たち一人一人の意識が今の、そして未来のブランドを守ることに繋がります。今回ご紹介した知的財産技能検定はあくまで1つの手段。自分なりに知見を深める術を見出し、知的財産の理解を深めていただけますと幸いです。
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