千由家、家を買う(20)
いや、ちょっと思ったんやけどさ、連載、ほんまに家建ててから書いた方がよかったんちゃうん?(誰に聞いとんねん)このままやと、当初心配してた連載(125)を優に超える超大作(超駄文)になってしまうわ。だって1から10まで書いてるもん。もれなく詳細書いてるもん。もう書いてる人も、わからんぐらいいっぱい物件あって、読んでる人めちゃくちゃ混乱してる可能性大やもん。みんな、飽きたら読むのパスしてな。備忘録の為に、とりあえず続けます。
某日、違う物件の内見に行ってきた。古家あり、駅からバスで10分、都内。一年ぐらい売れてないらしい。
いつも同じ不動産屋に連れて行ってもらっていたのだけど、イラッとすることもあったりで、いっそのこと違う不動産屋にしたろうと思い、SUUMOの物件情報の下に載っている不動産屋に電話した。
有名銀行の名前背負ってるだけあって、まともな人来た(上から)
土地は、いい感じなのだけど、なんか規制が多い!!東京ちょいちょいあるのだけど、道から2メートルは後退して家建ててくださいとか、緑は何パー植えてくださいとか、高さはこのぐらいにしてくださいとか。
姑か!!
なんやかんやうるさいなぁ、もう。
内見しながら、不動産屋にあれこれ聞く。
千「一年でどのくらい申し込みありましたか?」
不「、、、0です、、、」
嘘やろ?
どないなっとんねん。
立地的にはそんなに悪くない。駅までのバス停まで3分。
これは私の予想でしかないんだけれど、東京の人は額面が高ければ、あぁこれは私たちには払えないから、無理だわとなって、初めから聞きもしないのではないか?私なんて値切ってもらう気満々だから、とりあえず聞くのも内見もタダ!というスタンスだが、そういった人が少ないのかもしれない。
東京お上品。アハ
土地の規制が多すぎて、素人では判断出来かねるので、Kちゃんに頼んで見てもらうしかない。値引きどこまで出来るかなぁ。不動産屋はいい人で、値段が決まったら教えてください、申し込みかける前にふわっと聞いてみますと言ってくれた。
これや!これが今までの不動産屋にはなかった。「申し込みかけていただいてから、値段交渉です」ばっかりで踏み切れない。ふわっと聞いてもらって、その感触で申し込みかけるか考えたい。1円も負けたるか!って相手に申し込みかけても意味がない。なんせ値切ってもらってなんぼの人やから、私。
土地は次々に出てくるし、今の賃貸を慌てて解約する必要もないので、値切ってくれそうないい感じのところが出るまで待つしかない。
帰ってKちゃんに連絡。設計の人連れて見に行きますとのこと。でもKちゃん、これから1週間休みらしい。メール連絡はできますって言ってたけど、なにせ一年も申し込みのない土地だし、慌てなくてもいいから、休暇終わりでお願いしますということになった。休暇は休暇に集中してくれ。あの子は働きすぎだ(親目線)
今ある古家は壊すのだけど、ルーフバルコニーからは富士山が見えて良かった。いいなぁ、いいよな、富士山。なんであんなに心惹かれるのか。噴火すると形が変わってしまうから、なるべくあのままであと100年はいてほしい。
というわけで、まだまだ続きまーす。
つづく
※イラストお借りしました。komekoartsさん、ありがとうございます。
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