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デモとストの嵐だった一ヶ月


病み上がりから始まった1月も残すとこをあとわずか。
個人的にはゆっくりスタートさせた一ヶ月でしたか、
周りの環境は少しざわついていました。

先日、ドイツではドイチェバーン(DB)という、
日本で言うとJRのような鉄道会社が全国的に3日間も
ストライキを実行したと記事に書きました。

なんと、前回のストライキで話し合いが決着せず、
今日から6日間、またストライキが実行されました。

想像できますか?
JRが6日間もストライキを起こして
新幹線が2割程度しか走ってない世界を、、、

ドイツではコロナ後に鉄道のストライキが増えました。
私がドイツに来た頃はもちろんストライキはあったのですが
年に1度くらいしかなかったと思います。
定番というかお決まりというかそんな感じでした。

コロナ後は市鉄やバスもストライキが行われてました。
週に1回から2回、それが一ヶ月続くいたときがありました。
最近は市鉄はストライキがほとんど無かったのですが、
その代わりDBが、、、

ストライキの期間がどんどん長くなっていってます。
今回はなんとか、組合と会社の話し合いが決着することを願います。


そして、今年年明けから始まった農業従事者のデモ。
農家の方々が自分のトラクターに乗り、高速を封鎖したりと
これも全国的に行われていました。

想像できますが?
中央高速でトラクターが何百台も連なり国会議事堂に続々集まってる光景を。

そもそも、何でデモが起きたかというと、
政府が国の予算が足りなくなったので今まで農家に出していた
補助金を止めると言い出したのがきっかけです。
その前からEU国内では農家が不利になるような政策を
打ち出してきていたので、今回のデモが起きたようです。


そして
先週からまた新たなデモが、、、
これはドイツ国内各地で数十万人が参加したデモ。
今週は週末だけではなく平日にも行われています。
これのデモは少し長めに続くんではないかと思います。

で、一体なんのデモ?の前に、

みなさん、AfDというドイツの政党をご存知でしょうか?
AfDはAlternatlve für Deutschland の略です。
これを日本語に訳すと『ドイツのための選択肢』
そしてAfDはドイツの極右政党です。

ちなみに今ドイツの与党は、SPD,緑の党、FPDの3党。
どちらかというと左側かな。

AfDは極右政党で、以前から反移民政策をとっています。
ここ数年、いやここ一年くらいで議員数や支持者を増やしてきました。

今回はこのAfDに対しての抗議デモです。
きっかけはこのAfDが外国出身者の国外追放を議論する会合に
出席したとかなんとか。

すでにドイツは外国人で溢れています。
(私自身もここに含まれるんですが)

ドイツにおいて外国人の私はどう考えてるかというと、
反対でも賛成でもないです。
それはどちらの主張も理解できるからです。

すでに住んでいる外国人からすれば、
もうドイツに拠点があるのに追放されたらたまらん。

AfDを支持するドイツ国民からすると、
このままだと外国人と外国人の犯罪が増え続けてしまう。

このまま外国人が増え続けると、
ドイツの20年後は人口の三分の二が外国人の
多国籍国家になると個人的には予想しています。

想像できますか?
日本の人口の三分の二が外国人の世界を、、、

ちなみに現在の日本における外国人の割合は2,4%くらいだそうです。

日本も人手不足を補うために外国人労働者を引き入れると
いずれドイツのような状態に陥るのではないかと思います。

それがいいか、悪いのかは正直わかりませんが。

そんなこんなで、一年の始まりの月がストとデモの嵐なドイツ。

この先、ドイツはそして日本はどんな風になって行くのでしょうか?

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