ただ今、第三の人生を歩んでおります
”学生期”、”家住期”に数々の困難を乗り越えてきた今、
これから始まる”林住期”を生きていく過程のブログです。
でもって『林住期(りんじゅうき)』ってなに?
最近読んだ本の中に出てきた言葉だったので意味を調べて見ると
人生を4つに区切るインドの教えにある『四住期』の中の1つの時期のことで
『学生期』『家住期』の次の3番目にくる時期のこと。
『四住期』は「学生期」→「家住期」→「林住期」→「遊行期」
の順番で進む人生観。
1、「学生期」←機能不全家族の中で育ちました
親に守られ育てられて学校で学び独り立ちするための準備期間
2、「家住期」←母親との関係で悩んでみだり、離婚してみたり
社会に出て仕事に就き、家庭を持ち子供を育てる期間
3、「林住期」←いまここ。思い切ってドイツに住んでみました
仕事も家庭もひと段落し、そこから離れる時期
4、「遊行期」←もっともっと先
自分の死に向き合う時期
人生80年、悲しくも今年50歳になった。
私は今、この「林住期」真っ只中にいるんだ。
もし今江戸時代だったらもう死んでてもおかしくない年齢だ。
(私の尊敬する葛飾北斎は88歳まで生きたみたいだけど)
あと残りの30年(もっと長生きするかもしれないけど)
この私に何ができるんだろうか?
子供の頃は大人になったらいろんな事をしてみたかったのに、
年齢を重ねるごとに現実を見せつけられ、
諦めなければならないことが多い人生だった。
もう子供の頃に戻ってやり直すことは出来ないのだ。
じゃどうするの?
このままでいいの?
やり直しが出来なくても何か新しいことを始めることは出来るんじゃない?
初めの一歩を踏み出すにはとても勇気がいる。
この数年その一歩を歩み出せずに悶々とした日々を送ってた。
でも私は決めた。
変化を恐れずに一歩前に進もう。
これからは自分らしく自由に生きていこう。