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宝くじ1億円当選した二人の7年後


1.司法書士のお仕事


私は28歳から事業をして20年間黒字経営ののち、会社をM&Aで売却。経営者を中心に幅広い人脈があります。

お互いに自由が丘のワンルームマンションから30歳代でスタートアップした司法書士の鴨宮先生。今は目黒区に、自社ビルを構え東京で3本の指に入る規模の司法書士事務所になってます。

起業の時、相続の相談、家族信託の相談、何時もやさしい鴨宮先生を頼りにし、私たちは言いたいことを言える、兄弟のように仲のいい経営者仲間です。

先日、相続相談に伺い、よもやま話をして大いに盛り上がってきた会話の中身とは

2.宝くじ1億円当たった実話

司法書士は、相続、家の購入時の登記、起業、少額訴訟に主に利用される職業です。

家を購入するのは
①現金での購入
②頭金を入れて、ローンを組む
の2通りがありますが、

②のローンを組む時には抵当権が設定されます。

つまり、家はお金を借りた金融機関のものであって、ローン返済をしていかないと、自分のものにはなりません。登記は、抵当権の設定などがある為、どこから調達したお金で家を買うのかを聞くのが司法書士の仕事です。

そんな事情から、私の知らない興味深い話が、聞けて、異業種の専門家とのお話が私は大好きです。

宝くじが1億円当たった男性2名が、お客になったことがある

話になり、興味津々。


3.自分が宝くじ1億円当たったらどうしますか?

宝くじ当選金は「非課税」です。ということは全額手元に残ります。

最初は宝くじ1億円当たったAさんの話

「引きこもりの40歳の男性が、宝くじ買って当たったって言って、それで近所の安い建売住宅を7000万円で買ったのよ。(目黒区では7000万円の戸建ては、安い建売住宅になります)それでうちで登記したの」

「引きこもりなのに宝くじ買っていたの?」

「宝くじだけは、おこずかいで毎回買っていたんだって」

「1億円当たって7000万円の住宅かあ、すぐなくなっちゃうね」

「そうなんだよ。引きこもりだから社会の情報がないんだよね」

Aさんは建売住宅を買い、手元に残っていたのは3000万円お金が手元にできたので、フィリピンパブ通いを始めたそうです。そしてそこで知り合った、フィリピン嬢とめでたく結婚。

そしてアルバイトを始めていたそうです。結婚生活と奥様のフィリピンへの仕送りにお金はどんどん消えていき、7年後には、お金はほとんどなくなってしまったらしい。

というお話。

運があったのにねえ・・・。うーん残念。

でも皆さん圧倒的に
「家を買う」が宝くじの使い道のようです。

鴨ちゃんいわく
「俺だったら、そんな安い建売買うなんて考えれないよ。1億円あたったら、不動産で運用するよ」


4.賢者は家を買うのではなく増やす

もう一人のお客様、宝くじ1億円当たったBさんは、「鴨宮先生、どこかにいいビルないかなあ?」と相談を受け、

1億円を頭金にして、5億円程度のビルを購入。

4億円は、銀行からの借り入れですが低金利の今、1-1.4%くらいの金利。借り入れてビルを買っても毎月、ビルから賃貸収入がそれ以上に入ります。

毎月経費を引いても80万円以上、手元に残り、自分の給料の他に不動産の副収入70万円を手にしていました。

そうして彼は自分の収入を確実に増やします。1棟目のビルの借入金をどんどん返済し、第一抵当をはずして、2棟目のビルを物色し購入。

ビル2棟のオーナーです。

ビルを壊さない限り収入は入り続け、彼はますますお金持ちになります。こうしてお金持ちの錬金術が出来上がっていきます。

どうでしょう?
運があっても、知識がないとすぐに現金は消えます。

1億円あったとしても銀行に入れていたら、利息は全くつかずを毎年800万円ずつ、使っていたら12-13年でなくなります。

お金の基本は増やさないといけないのです。ここに頭がいくかどうか、つまり知識があなたを助けるのです。
勝組み、負け組は、知識次第です。

どこに投資するか、それは、専門家の話に耳を傾けることです。成功している専門家にノウハウを、お金を払っても聞くことです。それが、何倍にも増えていきます。

運があっても知識がないと負け組に入っちゃうんだなあ。
引き寄せの法則より「知識」です。

と思った興味深いお話でした。

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