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【映画感想】リトル・ミス・サンシャイン


ダメ人間共同体の家族

施設の手に余って、家に出戻りしてきた堂々たるエロ爺さん、すごい厄介だけど、ズルい

孫娘は溺愛してるし、「負け犬ってのは、負けたヤツのことじゃなくて、負けるのが怖くて何も挑戦しないヤツのことだ」とか、「可愛いなんて、ただ言ってるだけでしょう?」と涙目で言う孫娘に、「いいや、お前の容姿も内面も美しいから、世界一可愛いと言っているんだ」と真っ直ぐに伝えたり。
ズルいわ〜もう‥

そもそも、孫娘のオリーブがいざとなって「負け犬になるのが怖い」と泣き出したのは、エロ爺さんの息子であり、孫娘の父親であるリチャードが、負けることを軽蔑して、勝ち組になることをうるさく振りかざす怪しげなセミナーを立ち上げていたから。

でも、リチャードはその事業で失敗して大損をすることになり、大きく落ち込んだ後、「結果はどうあれ、お前は一生懸命挑戦した、大したもんだ」と、じいさんは息子の肩を叩く。
これは大きいね‥😭

じいちゃんの孫娘溺愛ぶりを見てると、じゃりン子チエのテツを思い出す。

「博打」と「どつく」の二語でできてるテツ
でも娘のチエちゃんのことだけは、ベッタベタに溺愛している
チエちゃん乗せて嬉しそうなテツのこの画像いいな〜❤️

でもな〜、チエちゃんはテツを嫌がってるもんな〜💦悲

じぃちゃんは孫娘オリーブと仲良くて、良かったね❤️
孫娘がコンテストに出るためのダンスは、じいちゃんが振り付けを考えて特訓した。

ストリップの要素強い異色のダンス、評価は大きく分かれて、物議を醸す、主に悪い方だったけど。
オリーブは、妊娠してるのか??と思うほどぽっちゃりな子どもだけど、あのダンスはよく似合ってたと思った。

私の子どもが小さい頃、新宿2丁目でお仕事をされてる、本木雅弘にちょっと似てる男性ストリッパーの先生にダンスを習ってたことあるけど、とても物腰の柔らかな、でもダンスは硬派な先生だった。芸ってすごい✨

色々拗らせて爆発した、オリーブの思春期の兄、ドゥエーンに叔父が「今悩み苦しまずにいつするのだ?勿体無い」という内容を話すシーンも、説得力あった。
闇金ウシジマくんで、「もっと若い時に失恋とかしとけば良かった」と言うセリフがあったけど、ああそうか、と思った。年齢いったら失恋もできなくなるもんね。

この映画で、すっごい存在感だった、オリーブの兄ドゥエーン役のポール・ダノ

バットマンで、リドラーの役やってるんだ〜!

ジム・キャリーのリドラー見たことあって大好きだけど、うわ〜、この人も絶対似合う!

それはいつか観てみたい。
私はこう言ってから10年後とかに観れること結構あるので、ゆるく楽しみにする♪見れなきゃ見れないでいい。エアで楽しむも良し😄


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