「キャラクターもの」は卒業しなければならないのか。
キャラクターものが好きだ。
ここで言うキャラクターものとは、アニメキャラではなく、サンリオに代表される、いわゆるファンシー雑貨キャラのことである。サンリオのみならずソニープロダクツ、サンエックスなど色んなところのキャラに心惹かれてきたが、圧倒的推しは、サンリオの「タキシードサム」である。物心ついた時には既にハートをわしづかみされており、他キャラとは一線を画す。商品展開が途切れた時期もあったのだが今は完全復活し、サンリオキャラクター大賞ではベスト15位以内に入る常連だ。近年は、はんぎょどん、ポチャッコ他、男の子キャラたちとともに「はぴだんぶい」という6キャラユニットを結成し、企業コラボでサンリオショップ以外でも色んなところで見るようになった。サム単体のグッズはもちろん、そちらも買わなくてはならなくなり、忙しいw
サムの商品展開が止まっていた時はピングーにハマったし(ペンギンが好きなんだな…)今でも勿論好きで、ほか、バーバパパ、ミッフィー、ペコちゃん、等々も推しキャラだ。
さて今回は個人的な推しについて語りたいわけではないので、このくらいにしておき本題表題である。キャラクターものは卒業しなければならないのか❓️
というのも、これまで、卒業するなど考えも及ばなかったのだが、書店で、働く女性にはお馴染みの某キャリア系雑誌を立ち読みしていると、カバンの中身見せてください的な記事でとある女性(30代)が、キティちゃんのノートを愛用していたのだが「キャラクターは卒業しませんでした❗️」と書いてあり、目を見張ったのだ。
え❓️何❓️卒業って❓️
好きなのに卒業せにゃいかんの❓️
てか、私が知らなかっただけで、みな卒業してんの❓️
軽くショックを受けるw
いや勿論、子供と大人では使うものが違うので、頭の先から足の先まで全身推しキャラて固めるとか(キティちゃんのように商品展開が豊富なキャラなら余裕で可能)、コスプレでもない限り、やりすぎだろ。どうなんだ。とは思うが、カバンの中で表に見えないノートとか、化粧ポーチとか、弁当箱とか…まで、卒業しなきゃならんの❓️
卒業したら何使うの❓️無印良品❓️ディーン&デルーカ❓️なんならハイブランド❓️…某モノグラムの弁当箱とかあるのかしら…それはそれで見てみたい気もするが。って話がそれた。
自然発生的に、シンプル大人系に目覚めた、キャラクターものに興味が無くなった、っていうならわかるが、そうではなく、好きなのに「もう大人だから」という理由で卒業しなきゃいけないというのは受け入れがたい。多様性の時代と言われ久しいのにまだ、キャラクター雑貨は子供のものであり、好きでも卒業しなきゃならない、という概念が存在することに驚いたやら哀しいやら。
とはいえ、先に述べたように、多様性の時代。まだそんなことを思っている人のほうがおそらく少数派だと信じてやまない。団塊ジュニア世代の私が子供の頃、たしかにサンリオショップは「子供の店」だった。同世代なら、ショップのイベントで砂絵を作ったことがある人も多いだろう。…サンリオショップの思い出に関してはまた別の投稿で詳しく…しかし時代は変わった。今やサンリオショップに行くと客の大半はいい大人である。40代の私と同世代とおぼしき人も珍しくない、どころか、普通に居る。物色している。家からショップまで遠いので月1、2回しか行けないんだが、行くと毎度、タキシードサムのグッズから先に品薄になっている。きっと近くにコアなコレクターが居るに違いない。いつかお目にかかりたいと願ってやまない。(勝手に同世代だと信じている)
デアゴスティーニから、キティちゃん懐かしアイテムコレクションが発売されている。70年代~のキティちゃんグッズ復刻版が手に入るという眉唾物だ。確実に大人ターゲットだろう。だからもし、キャラクターものは卒業しなきゃいけないかしら…と悩んでいるそこのあなた、安心して、一生推しで居てほしい。私なんて葬儀のさいは棺桶にタキシードサムグッズを入れてほしいと思っているくらいだ。…問題は、子孫が居ないので、誰に頼むんだよってことなんだけど。
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