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初詣とおみくじ

2年連続で喪中が続いていたため、初詣は2年ぶり。1日に地元の神社(家から一番近い「氏神様」で良いのだろうか)に参拝。行動制限のないお正月だからなのか、9:00頃すでに屋台は開店し始め、人気のベビーカステラ屋さんには行列ができ、参拝客もなかなかの人数だった。参拝を済ませ、2年前のお守りを返納し、お守りを買うわけでもなく、おみくじに並ぶわけでもなく颯爽と帰宅。初詣に一人で行ったのは初めてだったのでなんとなく寂しさを感じたのはここだけの話。こういうとき誰かがいてくれたらなと思ってしまうのはわがままだろうか。

そして3日の昨日は実家へ。1年弱ぶりの家族集合。夕方に昔からずっと正月に参拝していた神社を訪問した。その神社へ足を踏み入れるのも2年ぶり。小さい神社、かつ3日ということもあり屋台も1つ、2つしかなく人もほぼいなかった。並ぶこともなく参拝を終え、例年の流れで姉とおみくじを引く。2年ぶりのおみくじは振って棒を出すタイプではなく、自らお金を入れて手で取るタイプに代わっていた。(感染リスク防止? それとも人件費削減? 前者であれば山盛りのおみくじに手を突っ込む方法は意味がないような気もする)

結果は吉。
……吉?

久しぶりに引いたおみくじ。吉はいいのか悪いのか。文面を見るとどうやらあまり運勢はよろしくないようだった。そこでネットに頼る現代人。【おみくじ 順番】で検索。吉の立ち位置について調べてみた。一般的に
①大吉、吉、中吉、小吉、末吉、凶
②大吉、中吉、小吉、末吉、吉、凶
この2パターン運用が多いようで、神社によって異なっているらしい。(ちよ調べ)地元の神社の場合、文脈判断により②の運用だろう。

残念。あまりよくないスタートを切ってしまった。ちなみに姉は大吉だった。彼女はよく大吉を引く。

正月、実家に帰る度、ひどく疲れる。もともと平和で仲良しこよしの家族ではなかったけれど、母が他界してから家族の形が一層びつになった気がしている。今回もひと悶着あり、途中から無心だった。

あたたかい家族を持ちたいと思うことがたまにある。年齢を重ねたからだろうか。将来が心配だからだろうか。同級生が家族を持ったのをどこかでうらやましいと思う自分がいるのかもしれない。その一方で一人でいいと思う自分もいる。自分の家族と接触した後は特にその想いが強くなる。それと同時に過去、家族をうまく持てなかった経験と辛い記憶が蘇る。

同じところでうろうろする日々を抜け出し、一富士二鷹三茄子いえーい! くらいの楽しい正月を迎えることができる日は果たして訪れるのだろうか。(……書いていて何だが、「いえーい!」はちょっとあほっぽいから嫌かも。)

そんな正月だった。初出勤は明日から。ぼちぼち、一歩ずつ。

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