見出し画像

#本棚をさらし合おう -初心忘るべからず-

こんにちは。
本日はあきらとさんのこちらの企画に混ぜていただきたく。

人様の本棚。とても興味が湧きますよね。
私、覚えておきたいこと、アイデア、記事にしたいことなどをiPhoneのメモ帳に記録するようにしているのですが、8月30日のメモにこんなものがあったのです。

人んちの本棚が見たい

ただで見せてくれなんて言いません。もちろん、私もさらします。でも恥ずかしいのでざっくりと。大した面白みも無いかもしれませんが、ご興味のある方は覗いていってみてください。

私の家の本棚はそんなに大きくはありません。今家にいる子達は私が実家を出てから仲間入りした子が大半です。あれからもうすぐ3年が経ちますが、読書量全然ですね。時間が取れないことを言い訳にするのはよくない。

上段、中段、下段の3段で成り立つ本棚はほとんどが文庫小説で構成されています。本は新品で持っておきたい派。だけどお金が無限にあるわけではないので結果、文庫が増えるのです。

では構成をざっとご紹介。

*  *  * 

まずは上段。

画像1


左上から順番に
有川浩さんの作品。[オススメ:ストーリーセラー、植物図鑑]
坂木司さんの作品。[オススメ:和菓子のアン]
村山由佳さんの作品。[オススメ:なし。まだビギナーです……。]
書くことについての本が数冊。[オススメ:くまとたぬき]

え? くまとたぬき? 気になりますよね?
一見、相容れないくまとたぬきが森の中でぬくぬくと友情を育む物語です。めちゃくちゃ癒やされます。物語の後半は感動的な盛り上がり。ここだけの話、『くまとたぬき2』は読んでいてちょっと泣きそうになりました。(目がうるうるで決壊寸前でした。)

続いて中段奥。

画像2


左から
アンデルセン童話とグリム童話。
阿部智里さんの作品。[オススメ:なし]
神永学さんの作品。[オススメ:殺生伝]
貴志祐介さんの作品。[オススメ:新世界より]
松岡圭祐さんの作品。[オススメ:なし。まだビギナーです]
海堂尊さんの作品。[オススメ:なし]
伊坂幸太郎さんの作品。[オススメ:ゴールデンスランバー]
その他。本屋さんで気になって購入した本たち。

それを隠すように中段前

画像3


左から
誉田哲也さんの作品。[オススメ:武士道シリーズ]
その他。本屋さんで気になって購入した本たち。

最後に下段。
本以外のものも入っており、もはや本棚と言っていいのか微妙な段。
※よって、写真はなし。
コンサート用うちわ
映画のパンフレット
嵐コンのパフレット
カードマジックの本
北海道本
水引の本
資格試験のテキスト
Excelの本。

外出中なのが
村上春樹さんの作品。
[オススメ:世界の終わりとハードボイルドワンダーランド、1Q84]
柴崎竜人さんの作品。[オススメ:三軒茶屋星座館]

*  *  * 

以上です。
「ちよこと趣味が合う!」
「この本読んでみたい!」
「ははーん。ちよこの好みってこんな感じかぁ」etc...
何か感じ取っていただけたでしょうか。(画像が小さくて分かりづらいですかね? 撮るのが下手? それは……スミマセン。)

ほとんど小説しか並んでいない私の本棚。
元々物語を読むのが好きだったのですが、どっぷりと浸かるようになったきっかけは有川浩さんの作品に出会ったこと。彼女は私をもう一度、本の世界へと、ひいては書くことへと導いてくれた方。勝手に恩人だと思っています。

小学校の頃は沢山本を読んでいましたが中、高と成長するにつれ部活動に明け暮れる毎日を送っていた私は全く本を読まなくなりました。

しかし、大学4回生の夏、歯の治療で上下の親知らずを同時に2本抜いたことから私の人生は一転します。痛いわ、ご飯は食べられないわ、寝られないわ……。何かに集中できればなんとかなるかもしれないと思った私は本を読むことにしました。

その時、たまたま手にとったのが有川浩さんの『図書館戦争』でした。

読みだしたらページをめくる手が止まらない! 抜歯の痛さも忘れるくらいの面白さ。キャラクターがしっかり立っていて、物語の展開もテンポが良い。何より、リアルとフィクションのバランスが絶妙。

その夏、歯の治療と戦いながら有川浩さんの作品を片っ端から読み漁った結果、すっかり大ファンになりました。好きな女性/男性キャラクターランキングとかできるくらい読んだ気がします。同じ本を何度も何度も。

今うちにいる有川浩さん作品は、どうしても何度も読みたくて実家から回収してきた厳選された数冊です。本当は全部並べたい。好きなときに好きなエピソードが書かれた部分だけを読み直したい。そのくらい大好きです。ファンになってから出た新刊は全て、ハードカバーで発売日に購入しています。(その子達は実家でお留守番中。)そんな作家さんは有川浩さんだけ。最近、新刊が出ないのが残念ですが色々あるのでしょう。

私は有川浩さんに出会ったことで次第に他の作家さんの作品にも手をのばすようになりました。そして次第に、読み手から書き手になりたいと思うようになりました。元々、何かを書くのは好きで、高校時代の部活動のブログ・コラムコーナーを担当したり、ブログを書いたりしていたのですが本格的にお話を書くことに興味を持ったのは様々な作家さんのお話に触れたから。明確な理由はありませんがどこかのタイミングで「物語を書きたい」と思いました。

有川浩さんが本の世界で私を楽しませてくれたように、いつか私も自分の書いたお話で誰かを楽しませたい……。
本棚を見て、写真を撮って改めて思いました。

本棚をさらしていたはずなのに結果、有川浩さんについて語るという謎の方向転換を見せてしまいました。フォーマットは自由ということですので、ご了承いただければ幸いです。

本棚を見返すことでもう一度自分と向き合えたので個人的には満足です。
そんな機会を設けてくれたあきらとさんに、ありがとう。

【追伸】
過去に本についてこんな記事も書いたことあります。思いつくままに列挙したのですが、“人間性に影響する”という点から見ればあながち間違ってないかなと。
未読の方はぜひ。


いただいたサポートを糧に、更に大きくなれるよう日々精進いたします(*^^*)