妹の心の中
先ほど連絡が取れて、
話をしてみた。
話したことをそのまま...
「田んぼの仕事大変だね。
そして、お母さんのことお悔やみ申し上げます。
まだ、奥座敷に安置されてるんでしょ?
そうすると、
ご近所の方が、ご挨拶に見えるよね。
その時、あなたがいないとね。
◯◯さんも困るでしょ?
今のあなたに大切なことは、
長い間共に暮らしたお母さんを、
あなたの気持ちでキチンと送ることだよ。
告別式が終わるまでは、そのことを優先してね。
そして、いらした方にはこんな風に言うんだよ。
生前は、本当にお世話になりました。
この一言でいいんだよ」
そうだね、
そうだねと聞いてくれていた。
「家の前の畑なら、来客が分かるからいいんじゃない」
帰ってきた言葉は、
「家の前は、することないから」
そして、
後日、美容院へ行って喪服も着るらしい。
多分、
そのことだけでも、妹ならいっぱいいっぱいだろうか?
最後に、
「落ち着いたら、千葉へ遊びにおいでよ。待ってるから」
そんな風に伝えてみた。
現代の医学なら、
何らかの病名がつくのだろうか?
そんなことを言ったら、
自分だってどんな病名が言い渡されるのか。
人って、完璧なわけでもないので、
その人の大切な部分が理解できていたら、
大丈夫だと信じる。
気持ちで生きようね、気持ちで。
姉に言わせると、
自分の言っていることは、理想だと忠告された。
そんな風に言う姉だけど、
妹のことを理解出来てないし、
優しさを感じられない。
秋ごろに待ってるよ。
♪書きながら、
そして電話での話を含めて。
多分、
この先数日、水田のことが出来ない。
そこで、
妹なりに済ませておきたいと思ったのだろう。
夫殿と話して、
そんな結論に至った。
人は、
勝手な推測であれこれと憶測してはいけないこと。
教えられた気もした。
ありがとうございました。
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