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断捨離にハマっている理由

大げさかもしれませんが、人生で初めて断捨離にハマっています。

たぶん、本当に大げさな言い方で、捨てることや新しいものを取り入れたいという意識が今までより強い、といった方がしっくりくる気もします。

断捨離にハマっています~という話は、前回更新したこちらの記事で少し書きました。

なぜいま、断捨離にハマっているのかを考えてみると、理由がいくつかある気がしたので、ここにまとめておこうと思います。

部屋が狭い、無駄をなくしたい

いちばんの理由はこれに尽きると思います。

今住んでいるのは、1LDKの賃貸アパートなのですが、子どもが生まれて3人暮らしになったとたん、とても狭く、無駄なものにスペースをとられていることにストレスを感じるようになってきました。

夫と2人だった頃は全く感じていなかった不便さや窮屈さを感じるようになりました。

学生の頃に使っていたギター、漫画、もう着れない服・着ていない服、好みが変わって履かなくなったスニーカーやパンプス。

処分したいものがあるスペースを、他のことに使うのかと言われれば、そういうわけでもないんですが。

使っていないものが家にあることで、スペースの無駄や、その物たちに費やす時間(いつ手放すのか、今後使うのか考えることなど)を減らしたいと思いました。

そこに存在してくれていることに満足してしまっている。使わないのに。

イラストエッセイや、さらっと読めるビジネス書が好きでよく買っては読んで、積読して、途中でまた読んで、の繰り返しでした。

もちろん読み切った本もありますが、いつの間にか、本棚は「読みたい本が置いていある本棚」ではなく、「読んだな~いつ読もうかな~と思いながら眺める本棚」になっていました。(本棚と本、かわいそう…)

昔から、物への執着が極端で、思い入れのあるものはなかなか捨てられなくて、お守り化した本も多くありました。
読み物としての本ではないですが、国家資格の受験勉強で使ったボロボロのテキストとか。4年くらい部屋の隅にあったこともありました。長すぎ…

本以外にも、物を「お守り化」「見て安心するもの」にしてしまうことがこれまで多かったように思います。

スペースを作って、新しいものを取り入れたい

改めて考えてみると、持ち物の中でいちばん多いのが本でした。

読み終わったら「お守り化」して本棚に飾っておく置いておくのですが、最近1つ気が付いたことがあります。

物知りだな~と思う人や、この人の価値観好きだな~と思う人は、たいてい読んだ本はすぐ手放しているんです。メルカリやブックオフを利用して、サクッと手放しちゃうんです。

これまで読んだ本は、お守り化するのが得意だったし、読まなくてもそこにあるだけでホッとする感覚がありました。しかし、埋まっていく本棚を見て、新しい本を読むにはここにある本たちを手放さないといけないかも、と思い始めました。

これまで読んできた本もすべて好きなのですが、価値観が似ているものが多く、最近は自分の中に積み重なってきたそれらの価値観に、少し窮屈な気持ちを感じることがあります。これについてはまた書けるときに書いてみようかなと思います。

過去の自分から少し距離を置きたい

出産してから自分の生活がガラッと変わり、これまで好きだったものにときめかなくなったり、そこまで執着しなくなったり、好みが変わったなと思います。

いつもではないですが、時間があれば、好きなエッセイを読むより子どもと夫と遊びたいと思いますし、子どもがいない自分だったから楽しく読めた本もあるよな(ネガティブな意味ではなく)と振り返って思います。

子どもが生まれる前に好きだったものや、夫と2人で過ごした時間はもちろん大切ですが、今の自分も好きだし、3人での生活ももっと楽しみたいなという気持ちから、ポジティブに、前の自分とはちょっと違うぞと思うことも増えました。

安物買いの銭失い

断捨離をしていて気が付いたことがあります。というより「自覚した」と言った方がいいかもしれませんが、特に服やインテリア小物、雑貨などは、安物買いの銭失いだったなあと思いました。

夫は昔から、しっかり悩んで、高くていいものを買って長く大切にできる人です。一方で私は、目先のお金のやりくりや欲だけでパッと悩まず買うことが多いです。

夫のそういうところが好きだし、自分のそういうところも分かってはいたのですが、すぐ買うくせにあんまり執着することなく手放してしまうものも多かったなあと。

物が多すぎて本当に大切なものや好きなものが分からなくなっていたと思い、もう少し物を大切にしよう…と思いました。

手放したかったものはある程度処分できましたが、もう少し続きそうです。

ほぼ一発書きの文章でしたが、読んでいただきありがとうございました。



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