橋本恵子さんの話し方、聴き方講座
千代田区MIW(男女共同参画センター)との共催
2023年2月4日、Chiyodaupdateでは千代田区男女共同参画社会推進事業「仕事・子育てに役立つ 伝わる話し方、聞き方~対話のあるつながりへ~」を開催しました。
元アナウンサーでありキャリアコンサルタントとして様々な場面のコミュニケーションに向き合ってこられた橋本恵子さんを講師としてお招きし、
ワークショップを行いました。
◆令和4年度男女共同参画社会推進事業
Chiyoda update主催、千代田区共催
「仕事・子育てに役立つ 伝わる話し方、聞き方
~対話のあるつながりへ~」
開催日時:令和5年2月4日(土)13時〜15時
参加者:22名+運営4名(オンライン開催)
伝えるから伝わるにするには
話し方のプロであり、テレビに長く出演されていた橋本さん。「話す」ことを通して相手に伝えたいことを本当に「伝える」ということについて、様々な角度から教えていただきました。新人アナウンサーだった時代に失敗したことを例に「人に伝える」ことの難しさ、人は自分が思うほどに聴いてくれない、ということからレクチャーが始まります。
伝えるを「伝わる」にするためには、①相手の立場や話したいことを軸に考える②傾聴する③発声のポイント④声の要素を意識するなどのコツがあります。ついつい自分が話したいことを一方的に話してしまったり、せっかく良いことを言っていても小さい声で伝わらなかったり、「間」を取れていないために緩急がなかったりしてしまいます。自分には気づきにくいですが話すときのクセやその他の理由で、実は相手に「あまり伝わっていない」ということがあります。まずはそれに気がつくことで、コツをとらえて「伝わる」コミュニケーションに変化させていくことができます。
緊張してしまったり、伝えたいことが上手く伝えられないといった悩みを持っている方に対しても、「誰でも緊張はする。でも、例えば、本番前にリハーサル練習をしてみるなど、緊張を少なくできる工夫もある」と具体的なアドバイスもありました。
伝える内容&組み立ても大切
最後に「1分自己紹介」に挑戦しました。橋本さんからは自己紹介の内容の組み立て方のアドバイスと好例を紹介したうえで、発表者に対して実践的なフィードバックがありました。自己紹介の時もまず、「どんな場面での話なのか」という点を設定し、ではその時の相手の状況は?何を聞きたいのか?というところから推測し、そのうえで自己紹介の内容の組み立てを行います。実際に声に出して発表することで、自分の話し方のクセや相手はどんなふうにとらえるかということをフィードバックしあい、学びを実践に生かしました。
参加者からは…
参加された方からは「スパイシーなご指導ふくめ、大変貴重な機会をありがとうございました!学びの多い時間でブレイクアウトルームでのご縁もとても楽しかったです~」といった感想もすぐにいただきました。
このように、2時間でコミュニケーションについてたっぷり学んでいただきました。仕事でも子育てでも「コミュニケーション」は避けて通れないとても大切なものです。少しでも皆さまにとって学びや気づきにつながり、毎日が楽しくなるきっかけになれば幸いです。
イベントに参加いただいた皆さま&この記事に目を向けていただいた皆さま、ありがとうございます。Chiyoda updateの活動へのご協力やご参加に感謝いたします。これからもぜひ気軽に遊びに来ていただけたら嬉しいです。