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読書会記録 チーム・組織を考える

 4月が始まりました!新しい部署や場所でスタートをされる方も多いのではないでしょうか。新しいスタートはそれだけでワクワクしますが、今回は、チーム・組織を考えるをテーマに読書会を開催しました。
 私たちの読書会は、月に1回第1土曜の朝、6:00〜開催しています。
早起きできたら、気軽な気持ちでのご参加お待ちしています。

■開催日時 2022年4月2日(土) 6:00-7:15(オンライン開催)
■参加人数 4人
■内容 
 それぞれが気になる本を準備。事前に読む必要はなく、時間内で読めるところまでの感想をシェアします。消化しきれずにモヤモヤすることもたくさんありますが、メッセンジャーグループなどでその後感想を交換してカバーしています。

読書会の流れは下記の通り。
 初めに今日の読書会を終えた時、どんな気持ちになっていたいかを発表。その後
①本を知り②問いを立て③探し④共有し⑤行動にうつす
という5ステップ
を目指して1時間を過ごしました。
”行動にうつす”のが大切な点です。最後に参加者同士、メッセンジャーなどでそれぞれが行動したことなどシェアし合います。
 この読書会は、それぞれの本の内容を深めるより、なぜ今この本を読むのかという点や他の方が選んだ本との出会いや本同士のつながりに重点を置いて進めます

■持ち寄った本
小さなチーム、大きな仕事 37シグナルズ成功の法則
ハヤカワ新書juice 011
ジェイソン・フリード/著 デイヴィッド・ハイネマイヤー・ハンソン/著 黒沢健二/訳 松永肇一/訳 美
出版社名 早川書房


チームが自然に生まれ変わる 「らしさ」を極めるリーダーシップ
李英俊/著 堀田創/著
出版社名 ダイヤモンド社

ビジョナリー・カンパニーZERO ゼロから事業を生み出し、偉大で永続的な企業になる
ジム・コリンズ/著 ビル・ラジアー/著 土方奈美/訳
出版社名 日経BP

④THE CURATOR'S HANDBOOK―美術館、ギャラリー、インディペンデント・スペースでの展覧会のつくり方[キュレーターズ・ハンドブック] 


■読みたかった理由

・個々の力をあげてチーム力を上げるには何が大事?自分にできることはあるか?
・溝があるメンバーの溝を埋めるには?同じ方向を見て進むためには?
・チームにおいて自分ができる貢献とは?自分のキャリアにとって大事なことは?このあたりを考えたい
・アートと向き合うことを通して感じたことがあったのでさらに深めたくて

■本から得たヒント
キュレーターになれ。キュレーターとは、常に何が大事かを考えそれ以外のものを取り除ける人。いろんなことに手を広げる必要もない。進化し続ける必要もない。絞りに絞って持続的に利益を出せることが大事。「制約」を受け入れるということは見方を変えると「武器」になる。限られた中でやるべきことを見つけ出すことは人の創造性を刺激する。シェイクスピアもソネット(型)を生み出すことで素晴らしいことを達成した。
リーダー自身がゴールを発見し、それに対するセルフエフィカシーを高める
チームメンバーにゴール設定し、それに対するエフィカシーを高める。リーダー自身が自分自身のリーダーになれているか。変わるべきは、リーダー自身!
・望ましい組織としては、ビジョンが「明確」かつ「共有」されていること。その共有の仕方は、組織によってトップダウンだったり集団的プロセスだったりするが、最も良い形で共有されること。そして、「幸運は諦めない者に訪れる」・・・とにかく諦めないこと。熱量を持ち続けていること。「成功」のコインの反対は「失敗」ではなく「成長」である。「ビジョナリー・カンパニーをつくった人々」は極めて粘り強く、『絶対に諦めない』というモットーを貫いた。アイディアは潰しても、変更しても、発展させても構わない。絶対に会社を諦めてはいけない=大切にするべきものは最後まで見失わず諦めないこと。それが、永続する偉大な企業(人生)への道
もう、何者かになろうとするのをやめよう。ひとりの人間にさまざまな面があり、一言で括れるものではない。自分自身を頑なに握りしめるのではなく、手放し、他者に委ねていけば、自分では想像できないようなクリエイティビティが生まれ、素晴らしい共創が生まれていく。

■参加者の感想

・四半期終わったので振り返りながら、新たな年度、改めて自分と向き合っていきたいと思えた読書会でした!!

次回は5月7日(土)6時〜です。どなたもウェルカムです!

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