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読書会記録 6月 夏だから読みたい本

Chiyoda updateえりこです。
 私たちは、月に1回第1土曜の朝、6:00〜オンラインで読書会を開催しています。事前に読んでくる必要はありません。お手元に本を持って、気軽な気持ちでのご参加お待ちしています。
 6月。育休からの復職をして少し経つ、という方や新学期が始まってペースをつかみ始めてきた、という方も多いのではないでしょうか。あらためて夏に読みたい本を皆で持ち寄りました。
■開催日時 2023年6月3日(土) 6:00-7:15(オンライン開催)
■参加数 3人
■内容 
 それぞれが気になる本を準備。事前に読む必要はなく、時間内で読めるところまでの感想をシェアします。消化しきれずにモヤモヤすることもたくさんありますが、メッセンジャーグループなどでその後感想を交換してカバーしています。

読書会の流れは下記の通り。
 初めに今日の読書会を終えた時、どんな気持ちになっていたいかを発表。その後
①本を知り②問いを立て③探し④共有し⑤行動にうつす
という5ステップ
を目指して1時間を過ごしました。
”行動にうつす”のが大切な点です。最後に参加者同士、メッセンジャーなどでそれぞれが行動したことなどシェアし合います。
 この読書会は、それぞれの本の内容を深めるより、なぜ今この本を読むのかという点や他の方が選んだ本との出会いや本同士のつながりに重点を置いて進めます

■持ち寄った本
①コンセプトの教科書
②THINK AGAIN(アダム・グラント)
③これからのマネジャーの教科書(田久保義彦)

■読みたかった理由
①大学の先輩が書いた本。
②有名な教授の本であり、興味を持っていたが、読みかけて何度も挫折していた。
③最近部署異動し、後輩も増えた。成果を上げ続けるマネジャーについて知りたくなった。

■本から得たヒント
①コンセプトには共通の「型」はある。問いを立ててストーリーを考え最適化する。コンセプトの作り方には共通するものがる。
コンセプトはキャッチコピーとは違う。まさにコンセプトを体現している例として「イッセイミヤケ」東洋と西洋を超越する服、一枚の布。ブランドたらしめている。非常に近いものでは。コンセプトの魅力は。これができるようになると、新しいことを企てるのを楽しめるようになる、というところ。世の中にはふわっとした問いが多いと思うがそれを考える時に楽しめるのはすごくいい。そのための手法。
②<自分の思考>アイデンティティがぐらつくのが怖い。
再考サイクルをまわす。謙虚さ→懐疑→好奇心→発見。頻繁に考えを変えてみる。
<他者に対する働きかけ>
あなたを最もうまく説得できるのは、あなた自身。
同意できる点を強調。主張に一理あることを認める。証拠を並べ立てすぎるのは逆効果。自分で決める自由を与える。
相手を操りたい、正したいと思わない。穏やかな傾聴がいい。
③ミドルマネジャーとして足りない要素を考えてみたが、人に語れるウェイ(熱い思い)を持つ。スキルの強化などが思い当たった。
 ぐいぐい引っ張って行くタイプでなくてもマネージメントできますか?という問いに対しては、Yes.⇒リーダーシップにはさまざまある(指示型、コーチが他、支援型、委任型)人を動かしマネジメントする方法はぐいぐい引っ張るだけでないので、マネジメントできる。
 求められる人材はどのように何をポイントに把握すべき?⇒時代の変化とともに「自己を変革できているか」「期待を超える成果を出しているか」 というのがポイントになる。
(その他ポイント)
★無難にこなすミドルマネジャーと期待を超えるミドルマネジャー(期待どおりの成果か、期待を超えてくるか)
★ビジネススキルに秀でているというだけでなく、自分の仕事に対して強い想いやこだわりを持っている(仕事に対する想い)の力+周囲との考えの違いを乗り越える力 がミドルマネジャーには求められる
★自分の言葉で自分の想いを他人に語れるように

 何か新しいことを始める際に、自分の思考をあらためて疑ってみる、という勇気を持ち、常に変わり続けられる努力と、熱い想いを持ち続けること。それには、コンセプトがしっかりした事業に携わること。それぞれの本からの示唆が最後のディスカッションも盛り上げてくれました。

●次回読書会はこちらから




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