[アニメ感想] INGRESS THE ANIMATION:ゲームから生まれた物語
『Ingress(イングレス)』というスマホゲームを題材にしたアニメ。
このゲームはやったことないけど、名前は知っていた。
ゲームとアニメが連動していたそうで、これはプレイヤーは燃えたであろう。
この物語の世界では、人間の心身に影響する「エキゾチック・マター (XM)」なるものが存在し、その影響で超能力のような特殊な能力を身につけた者を「センシティブ」と呼ぶ。
主人公の翠川 誠は触れた物の過去を見る事ができる能力を持っており、警察の特殊捜査官と勤務している。
とある事件の調査中に、不思議な女の子サラ・コッポラと関わるようになり、世界の真相を知って行く…という流れ。
『Ingress』というゲームは、オンラインで行われるいわゆる陣取りゲームで、最初にプレイヤーは「エンライテンド」か「レジスタンス」のどちらのエージェントになるか選ぶ。
そして、実際に世界中の各所に「ポータル」という「エキゾチック・マター」が噴射している地点が設定されていて、それを繋げて陣地を作っていく。
実際にその場に行ってやる、現実の地球を舞台にしたゲームなのである。
アニメでもこのような設定が踏襲されており、物語の途中から、世界中の人がスマホを使ってこのゲームをしている描写がある。
それが、ゲームをやっていない私からすると、わりといきなりで、ちょっとコケっとなる感じがあった。
例えばだが、主人公が元々このゲームに没頭していて、実はゲームの世界だけじゃなかった…とかの方が、我々ゲーム未体験の者は入りやすかったのかもしれない。
もしくは、ゲームと言う概念を切り離しちゃってもよかったかもしれない。
アニメーションはフルCGで動きもデザインも大変に美しい。
キャラクターも海外の視聴者も意識した感じてよかった。
ただ、やはり、いきなりゲームが出て来るので、偉そうに言うと若干薄っぺらな印象になってしまっているのが、本当に残念だった。
音楽めちゃよい。
ちなみに、オリジナル版の音楽担当はお友達だったりする。
劇中の曲もめちゃかっこいいよ。
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