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子連れで学会


大分久しぶりの投稿になってしまった。アウトプットの絶対量が減ると学びの量も減ってしまうことに気づき、今年はたくさん投稿することが目標です。不束者ですが、どうぞよろしくお願いいたします。ということで、2022年に参加した、子連れ学会の記録。

出産したのは2021年、当時は学会がほとんどオンラインに移行しており地方会などを除いて全国的な学会はハイブリッドか、完全オンラインであることが多かった。産休/育休中は時間しかないため、気になるプログラムを何度も見ることができてお得感が多かった。2022年春復職後は、全国学会レベルでも現地開催も増えてきたため、2度参加した。

その1:家族旅行と学会参加を合体してみた

土日に開催された学会は家族全員で小旅行として参加。気持ち的にはほぼ旅行。ポスター貼るだけなので気楽なものであった。服装がややカジュアルすぎたという反省はあるが、そんなに大きな規模の学会でもなかったのであまり浮かなかった(と思う)。ポスターを貼り、ランチョンセミナーを見て起業展示ぶらっと歩いて、学会としてはあまり長時間は滞在できず不完全燃焼。但し現地でのディスカッションや企業展示、ポスターなどは雰囲気だけでもやはり刺激になるので時折全国レベルの学会に参加することは有意義であると再認識する。

その2:子どもと二人で学会参加(宿泊あり)

次に参加した学会は、前回のものと比してかなり大規模。そして平日開催なので子連れ。日帰りも可能な距離ではあったが、できれば2日目も参加したいと思い宿泊ありの方針とした。

移動

朝は普段くらいの時間に出発。新幹線まではなんの問題もなし。新幹線~学会会場までは主催者が手配したバスが運行しているが、おじさんばかりでびっくりした。我々親子以外はほぼおじさん。普段働いているとあまり意識することはないが、医療界はまだまだ男性社会な上、そのうち学会参加できるのも男性が多いということなのだと思う。おじさん達に挟まれながら、子どもが泣かないかどきどき過ごして到着。これからは子どもと行動するときは多少お金がかかったり歩くことになっても公共交通機関をできるだけ使用しようと決意。

初の託児所

はっきり言おう。託児所が遠い。学会会場の端の端であった。複数施設を使用した広い会場だったので、バスが到着する入り口から託児所まで1kmくらい、少なくとも10分は歩いた。荷物も多く、案内も少なくとても大変だった。シッターさんたちはいい人そうで安心し、さくっと預ける。参加者数千人規模の大きな学会にも関わらず、聞けばこの日の託児利用者は3人とのこと。ここでも驚く。託児所が会場の隅に設置されているのも頷ける。まだまだ男性社会、子連れで学会参加は一般的なことではないのだと再び実感。

ようやく本番、学会

過去にお世話になった先生に会えたり、ウェビナーなどで日頃見ている有名な先生とお話する機会などありやはり現地参加の良さを感じる。そして子どもも預けており他の家族がいないと気楽である。たっぷり楽しんだ。本当はイブニングセミナーまで(18時くらいまである)聞きたいところであったが、疲れた子どもを連れて知らない街をうろうろするのも躊躇われ予定より1-2時間程度早くお迎えへ。

夕食

子どもと2人でレストランに行くことはこれまでもあったが、離乳食ちょろっと食べさせればよかったりお昼寝中だったりで、本格的に二人でお食事、というのは今回が初めて。コンビニで買ったものをホテルで食べるというのも考えたが、味気ない。予め近くで夕食をとれそうなところをピックアップしていた。ご当地グルメが食べたいところだがローカルなお店の雰囲気がわからない、夜なのであまり居酒屋感が強いところも入りづらい。結局、無難にファミレスを選択。ホテルに近く事前の情報収集でも子連れに評判がよさそうなサイゼリアに行った。
因みに、

  • 食べるスープ(ズッパ) →現在は販売していないよう

  • ブロッコリーのくたくた

  • チョリソーとハンバーグの盛り合わせ

  • ライス

などを注文したと記憶している。もともと子どもはよく食べる方だが、普段以上にもりもり食べていた。大きなトラブルなく終了。椅子貸してもらえる。こちらは無事学会を乗り切ったことで安堵しておいワインを飲みたいところであったがぐっと我慢。


チェックイン~宿泊:

近頃増えている、子どもと宿泊可能系のビジネスホテルに宿をとった。夕食も済んでおり、チェックインするなり混み始める前に大浴場へ。夕食とお風呂が終わったらこちらの勝利!!!ベビーベッド貸し出ししてもらったが、実際寝かせてみると小さすぎてとても寝てくれなさそう。セミダブルベッドで添い寝の方針とする。機嫌はいいもののハイテンションでなかなか寝付かず。こちらも朝からの疲れでくたくたなのに、結局未明に二人で就寝。

朝食:

バイキング形式だったので、地味に懸念していた。開店とほぼ同時に入り、バイキングスペースのすぐ横に席を確保。とりあえずフルーツなど子どもの前に置き一人で食べてもらっている間に、その他のご飯やおかず、自分の食べるものを確保。こじんまりした会場で、子ども用の椅子にちゃんと座れたし店員さんも目をかけてくださっていたのでなんとかなった。しっかり食べてチェックアウト。駅でお土産爆買いして宅急便へ。

まとめ

やはり2日間学会参加する体力は残っておらず、事後オンデマンド配信もあるため欲張らず学会は切り上げた。とりあえず久々にオーラルで発表できたこと、(仕事を休んで)リフレッシュできたこと、母子2人だけの宿泊あり外出が無事終了したことなど、大きな収穫があった。何事もはじめからできないと決めつけず、挑戦してみることが大事と感じた。子連れ学会、悪くないと思う。今後、託児所の場所や交通アクセスなどより子連れで参加しやすいようにアップデートされ、学会参加者が男性ばかりに偏らなくなることも、期待したい。


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