見出し画像

【まとめ】逆噴射小説大賞2021

今年も逆噴射小説大賞2021が開催された。

これは、長編焼成の冒頭の800文字で、どれだけ面白いかを競う大会である。
詳細はこちら。
※ちなみに締め切りは10/31なのでまだ間に合うよ⭐︎

◎感想

去年に引き続き、私は2回目の参加だったのだけど、今年もやっぱり、800文字という文字数に苦しめられた。

私の場合、物語の冒頭を書くと、どうしたって、だいたい1300文字ほどになる。
800文字にするにはざっと500文字は削らないといかん。

しかも、応募しようとして書いているので、極力無駄なく書こうとしてこの文字数である。
500文字削ると言うのは、もう二つくらい要素を捨てないといけないわけなの。

だもんで、どこを残してどこを捨てるか…文字を節約するのに、どういう言い回しにするか…という作業の連続なんだ、この大会は。

つまりだ、この800文字というレギュレーションはまじで絶妙な文字数だったりする。
微妙に足りない文字数。そこに戦いが生まれる。

この800文字の中に、各人がどんな風に、何をどれくらいぶっこんでくるか…。

参加した人たちはそれを痛感していることでしょう。むふふ。

とにかく、書いても楽しい、読んでも楽しい大会なんだなー。

私の書いたやつもよかったら読んでみてね。

◎スイート・ポテト・ヘッド・ララバイ

これは、“少年X” という絵柄が先に思い浮かんで書いた。
現実とは少し社会情勢が異なっている東京で化物狩りが行われている世界。

800文字では設定を語るので精一杯だったかな。

◎そこに眠るのは君か

まずタイトルを思いついたところで、書きたいところまでが全部、まとめてボンと降りてきた。
異世界っぽいとこを舞台に、用心棒のおっさんが、白骨死体を前に、ある少年の思い出を語るところから始まる。

もう少しネロくんの不気味な感じを書きたかったが文字が足りなかった。

◎惑星ペルガンドラの悪夢

なかなか降りてこなかった三発目。
これを書く前に、全くジャンルの違うのを3個書いて没にしている。

未知の惑星上の話を書きたいというイメージはあったんだけど、何だかありきたりな展開になりそうで悩んでいた。
このような舞台にしてしまうと、想像の上を行く展開が必要かと思ったんだけど、これが私の限界だ…。

◎まとめ

手ごたえはまるでない。でも楽しかったなー。

これから、みなさんの作品を巡って、800文字の中でどんなことが繰り広げられているのか、ゾクゾクしながら読もうと思う。

みなさんも興味があったらぜひ。
エントリー作品はこちら。


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?