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子育て関連

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2016年生まれの男の子(21トリソミー)と、2018年生まれの女の子の子育てにまつわるお話
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#21トリソミー

[コラム] 3/21は世界ダウン症の日:小学1年生の世界

3/21は『世界ダウン症の日』です。 私達の設計図、DNA(遺伝子)は細胞の中にあります。 その遺伝子は、細胞が分裂するときに染色体という形状になります。 染色体は2本一組で、人の場合は23対あります。 その21番目の染色体が3本になっているのがダウン症です。 21トリソミーとも呼ばれます。 だから、3/21がダウン症の日なんですね。 息子はダウン症です。 4月で小学2年生です! 特別支援学校に通っています。 今日は、小学生活がどんな感じか書いてみたいと思います

[コラム:子育て] 特別支援学校の授業参観に行ってきた

私の息子はダウン症です。 今年小学生になり、特別支援学校に入りました。 就学活動で奮闘したときの記事はこちら 今日は授業参観があって、国語・算数の時間を見てきました。 特別支援学校にもいろいろあって、視覚、聴覚、知的、肢体不自由などそれぞれの状態に特化した学校があります。 その中で息子は知的障がいを対象とした学校に通っています。 で、ずっと気になっていたのが国語・算数の授業。 いったいどんなことしてるんだろう~!! というわけで、やっと見に行くことができました。

今日は息子の誕生日。なのでちょっと息子のことを語らせてね。

今日は息子の6歳の誕生日です。 息子が生まれたときのことを書いておこうと思ってメモっていたものを元に、第五話まで書いた記事があるんだけど、なんか途中なので放置しており…。 日の目を見ずにこのまま葬るのももったいない感じの記録なので、よかったら読んでみてください。 この記録が終わってる後の方がめっちゃいろいろ壮絶だったんだけど、メモとる暇なくて、どんどん忘却のかなたなのよね…。 完全に忘れる前に書いておきたいなとは思ってるんだけど。 ※この記事のTOP写真はその壮絶絶頂

コロナってました…

実は2月中旬くらいからコロナになってたよ。 今は隔離期間も終わり、家族全員元気に社会復帰しています。 というわけで、私の経験したことが誰かの役にたつかもしれんと思って、経緯をまとめておきたいと思う。 これは、2022年2月、オミクロン株のピーク時の出来事である。 なお、行政の対応は、自治体によって大きく異なると思うので、これはひとつのケース…という程度に読んでくださいまし。 ※ちなみに、うちは東京23区内。 ◎娘の発症うちのコロナに始まりは、娘(3歳)が保育園でもらっ

[コラム] 3月21日は世界ダウン症の日

3月21日は国連が定める「世界ダウン症の日」。 ヒトの細胞の中には遺伝子がある。 遺伝子は染色体の中に入っている。 ヒトには2本で1組の染色体が23対、合計で46本の染色体がある。 このように染色体というは通常2本セットになっているのだが、ダウン症候群の人たちの21番目の染色体は3本になっている。 故に21トリソミーとも呼ばれる。 それで3月21日がダウン症の日なのね。 うちの5歳になる息子も、ダウン症候群である。 今日はダウン症を身近に感じてもらおう! という

[コラム] 世界ダウン症の日

今日3/21は『世界ダウン症の日』だ。 前にも書いたが、うちの4歳になる息子はダウン症だ。 せっかくなので、今日はダウン症の息子を通して私がこれまでに体験したことや思ったことをまとめてみようと思う。 ※ちなみに、ここは普段SF小説を主に書いてるアカウントです。 ダウン症とは詳しくはWikiなど見てもらうとして…。 まずは簡単にダウン症とは何ぞやを説明したいと思う。 ダウン症というのは、遺伝子疾患の一種である。 人間の細胞の中には生命の設計図、DNAが入っている。 D

RSウイルスがやってきた

先週半ばくらいから風邪っぴきだった子供たち。 たぶんRSウイルスだった。 たぶん…、というのは、RSウイルスの検査で保険が適用されるのが1歳未満までなので、それ以上の子はわざわざ検査しないで、「たぶんRSウイルス」という診断になるためだ。 RSウイルスというのは風邪ウイルスの一種で、2歳までにはほぼ全ての子が一度は感染するという、不可避ウイルスだ。 2歳以上になると、感染しても重症化することはあまりないんだけど、初めて感染した乳幼児や、高齢者、そして低出生体重児、心肺系

[コラム] 言語の海原を渡る:オノマトペの話

ダウン症の息子の繋がりで面白い絵本を教えてもらった。 「あいうえオノマトペ:ことばを育てる絵本」 元はカードだったそうだ。 オノマトペというのは、風がびゅーっと吹く、とか、犬がワンワン鳴く、とかの、音を言葉で表現したものだ。 日本語だと擬声語という。 オノマトペは言語を習得中の子たちに入って行きやすい。 小さい子とお話するときは、「雨降って来たね」と言うより「雨がザーザー降って来たね」と言う方が伝わりやすいのだ。 言葉の習得がのんびりな息子は3歳のころから言語指導を

[コラム] 言葉と人間と自己と他者

 今日は、人間がどのようにして言語を習得し、自分自身とこの世界の関係を認識していくのか、我が子を観察して私が感じとったことを、SFっぽい解釈でまとめてみようと思う。  うちの娘は2歳6ヶ月。  ここ1ヶ月ほどで語彙力が一気に高まった感じがある。  ほんの数ヶ月前までは、親の会話を聞いていたんだな、保育園で言ってるんだろうな、と、ある程度、言語の取得ルートが想像できたし、会話が成立しても、真似事の域を出ないレベルであった。 「あさよー!」 「ねんねしますよー!」 「これな