静岡ライター交流会裏話
静岡で開催されたライター交流会に参加したライターさんのほとんどは紙媒体のライターさんだ。また、私と同年代以上と思われるベテランさんが多かった。
もっぱらWebで活動している私の仕事は、地元で活躍するライターの皆さんにはあまり理解して頂けなかったような気がする。ただ、そもそもWebコンテンツやアフェリエイトのライティングは後発組でWebにそれほど詳しくない人にはわからない類のものかもしれないので、まあ仕方がない。(実は私も最近わかってきたところ)
ところで。
私は主に5000文字~7000文字程度のWebコンテンツの仕事を請け負っている。そんな長文の需要がある理由はもちろん「Google先生」だ。
そのことを地元で主に小冊子を作っている編集の方にお話ししたら、「え?7000文字?」と驚かれた。無理もない。紙媒体でそんな長文を書くとしたら、普通に考えればもはや書籍レベルだからだ。
そのリアクションを見ながら、私は自分が普段何気なくやっている仕事が実はかなり特殊なんだと気づかされた。
けれども、それはおそらく今後の私の武器になるに違いない。とも思った。
これから紙媒体は間違いなく減っていくだろうし、それにとって変わってWeb媒体が増えていくだろう。それに、長文を書くことを苦にせず、むしろクライアントから「もっと削って!」と言われるほど文章があふれて止まらない私のようなライターは案外珍しいかもしれない。
そう考えると、紙媒体ももちろん経験したい気持ちはあるが、私はやはりWeb媒体で自分の得意の長文執筆スキルを活かして仕事をしていく方が性に合っているかもしれない。
地元のソウルフード・静岡おでんをほおばりつつ、皆さんと話をしながらそんなことを思った次第だ。