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身近なマークを探そう、生活の中から始まる環境問題への興味

「グリーンヒル奥沢保育園」は世田谷区にある認可保育園です。
0歳児から5歳児までの定員は50名です。

年長クラスで読んだ1冊の絵本『ゴミはボクらのたからもの』の中で触れられていた「リサイクルマーク」に興味を持ったようで、身近なものから探し始めました。

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よく見ると、身近なものについている「リサイクルマーク」。
保育園の中だけでもプラスチックや紙類などのたくさんのリサイクルマークを見つけて、「ここにもあったよ」「これは何のマーク?」と興味を深めていました。
中には、お家に帰ってから家中のリサイクルマークを見つけて写真を撮り、翌日みんなに見せてくれた子もいました。

身の回りで集めたマークを、大きな紙に切って貼りつけて、分類をすることになりました。

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たくさん集めたものを切って貼ってみるとプラスチックが多いことが分かり、「こんなにおおいんだ!」と驚いていました。
まだ、集まっていないマークもあるので、これからどんどん見つけて増やしていこうと思っています。

海の生き物の図鑑を一緒に読む中で、プラスチックゴミの海洋投棄の問題について知り、興味を持った子どもが、図鑑を見ながらほかの保育士や子どもたちに「ゴミを捨てると、海の生き物がエサと間違えて食べて死んじゃうんだよ。」と話してくれました。
すると「だから、ゴミはポイ捨てしちゃいけないのか。」と理解する子どもも。

この年齢から環境に目を向けて身近なことから知っていくことは、未来を作る子どもたちにとって、とても重要なことと感じます。


奥沢