見出し画像

0歳児クラスの手作りおもちゃ

「グリーンホーム東玉川保育園」は世田谷区にある認可保育園です。
0歳児から5歳児までの60人の子どもたちと過ごしています。

ちとせ交友会では保育士が身近な材料で作る“廃材おもちゃ“を推奨しています。
子どもにとって身近な素材で出来ているものの方が子どもが興味を持ちやすいということもありますし、おもちゃを使う子どもの成長にあわせて作ることができるのも良い点です。

子どもたちは手作りおもちゃでとてもよく遊んでくれます。市販のおもちゃで遊ばないということはないのですが、市販のおもちゃと同様かそれ以上によく遊んでくれるので保育士も作りがいがあります。
ちょっと汚れたり壊れたりしたら、すぐ交換したり補強修理ができるので衛生的にも好都合です。

0歳児クラスの手作りおもちゃでは、子どもの発達にあわせて指先の発達を促すものが多くなります。

画像1

棚に貼り付けているのはウエットティッシュのふたと、ひっぱるリボンとチャック。どれも指先の発達の練習になります。
チャックは将来的に自分で服の脱ぎ履きをするときの予備練習です。チャックの上下だけなら小さいうちにできます。
最初は子どももチャックを下ろすだけでしたが、近ごろはチャックを上げることができるようになってきました。

画像2

牛乳パックのブロックは、積み木のように遊んだり、中に鈴が入っているものもあるので、振って音を鳴らして遊んだりできます。
初めは保育士が積んだブロックを子どもたちが倒す遊びをしていましたが、そのうち、見よう見まねでブロックを積むようになりました。

画像3

牛乳パックのうでわは、子どもが自分で腕輪にしたり、足にはかせたりして遊んでいます。腕の抜き差し、足の抜き差しを覚えるので、将来、服の着替えをする時の練習の第一歩になるのではないかと思います。

毎日通う保育園ですので、おもちゃのバリエーション増やしてゆきたいなと考えています。


東玉川