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【短編小説】クロユリ

あなたと付き合って失ったものはたくさんあるし、人生めちゃくちゃになったなって思うけど、
でも確かにあなたは私のことを好きだって言ってくれていたし、一緒にいてくれたし、全く愛されてなかったわけじゃなかったよな、と思い出した。

もう2度と会いたくないけど、あの時は好きでいてくれてありがとう。

ドアに小指ぶつけな!

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