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ひきこもりの人には、「就労支援」とかよりも、まずは節度ある「消費活動」を促進すべき

ある意味では誰にでも健全な「自閉」能力は必要。これは著名な精神科医、神田橋條治先生が繰り返して述べていることである。 

発達障害ではないとしても、ひきこもりの人って、むしろ外の刺激や、他人からの評価に敏感すぎる「自開症」的な人たちなのだと思う。

ある意味では「積極的・肯定的」にひきこもれるようになれば、活路はひらける。

私の考えでは、「就労支援」とかいい出す前に、まずは一定のお小遣いを与えて、節度ある形での「消費活動」を促進すべきだともいえる。

これ、中井久夫先生の、「病者と社会」に掲載されている「世に棲む患者」という小論の受け売りである。


植民地にものを売って経済を成り立たせる時代でもなければ、社会主義でもないんだから、何より消費活動を保証することが資本主義経済を回すと、経済オンチながら、思う。

ひきこもりの人や、年金ぐらしの人ほど、重要なお客さんはないんではないか?


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