捨てたはいいが、断ててはいない、さようなら

「断捨離しました!」とアピールしてくる人を見ると、「その承認欲求を捨てる'行'が断捨離なのでは?」と思う。
要するに、「褒めてほしいから片付けをした」だけなのだ。それを流行りに任せて「断捨離」と称している、ように見える。

なにより、話を聴く相手としてその話題は僕には向かない(向けないでほしい)。
捨てたものの話を聞いてしまったらそれは未練をほじくり返すようでなんだか気が咎めるし、僕はモノだらけの部屋で過ごす方が落ち着くので「あなたもやりなよ!」みたいな圧迫感を察知するとバーかお手洗いに行きたくなる。

断つべきは、捨てるべきは、離れるべきは、欲であり執着である。
「部屋片付けてスッキリした!」
「断捨離して穏やかな気持ちになった」
という話ならば楽しい。
そもそも吟味せずに流行りに乗って行動をした挙句、はしゃいでいるようではまだまだ修行が足らんのです。なむなむ

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