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子どもがチャンスをつかめるようになるためにさせること

ありがとうございます。元中学校教師のちーたろう先生です。

私の記事では、子育てに奮闘するお母さんやお父さんに向けて、今日からすぐに使える教育法や、大人にも通じる学習方法などをお伝えしていきます。

今回は【子どもがチャンスをつかめるようになるためにさせること】というテーマでお話します。


【子どもにさせるべきことは】

子どもが成長して大人になったとき、成功のチャンスをつかめるようになってくれたら嬉しいですよね。

世の中には、幸運を呼び込む人がいます。ビジネスを成功させ、稼ぎに稼ぐ人を見て、私たちは「あの人は運がいいのね」と思ってしまいます。

運があるのかないのか。それに個人差はあるのでしょうか?いいえ、運がある人は、それだけアクションを起こしている人です。行動した結果、チャンスが巡ってくる。

こう聞くと、なんだか途方もない話かもしれません。「それじゃあ、子どものうちから何をさせたらいいの?」と思いますよね。

結論はとてもシンプルです。子どもにトイレ掃除をさせてください。


【人が嫌がることにチャンスはある】

トイレ掃除をさせる理由は「人が嫌がるから」です。誰もが嫌がりそうなことを子どもにさせようとするんですから、なかなか性格の悪い親と思われてしまうかもしれませんが、ちゃんと意味はあります。

みなさん自身も、小学生や中学生だったときに、掃除当番の分担がトイレ掃除だったら残念な気持ちになりませんでしたか?「廊下掃除ならモップをかけるだけでいいのに」とか「便器は汚いから嫌なんだよな」と思ったはずです。

そんな中、こんな人が現れたらどうでしょう?
「俺がトイレ掃除するから、みんなはしなくていいよ!」

ちょっと頼りたいですよね?好意的にトイレ掃除をしてくれるんだから、こちらも引け目を感じなくて済むし。

つまるところ、人が嫌がることを進んでやる人は頼られる、ということです。誰もやりたがらないからこそ、誰かにやってほしい。そこには大きな需要があります。

おそらく、子どもにトイレ掃除をさせたら最初はとても嫌がると思います。ただ、トイレ掃除が習慣になり、特に嫌なことと思わなくなったら、他のことでも嫌がることは少なくなってきます。

そうして、他の人が渋るようなことでも、進んでやることができるようになります。結果、チャンスをつかみに行くことができるんです。

「いやいや、そんなトイレ掃除ごときで」と思うかもしれません。誰もがトイレ掃除でチャンスをつかめていたら、そんな簡単なことはありませんよね。でも、そうなっていないのは、結局は嫌がっているからです。

まずは、騙されたと思って子どもに家のトイレ掃除を任せてみましょう。そして、ちゃんと掃除してくれたことに対して心からのお礼を言いましょう。毎日できたらステキですが、週一でもいいです。とにかく、継続させてみましょう。

トイレ掃除の結果、子どもがチャンスをつかむようになるのは、すぐ明日かもしれないですし、20年後かもしれません。それは不確定ですが、必ず子どもにチャンスを呼び込んでくれます。


【まとめ】

今回は、子どもがチャンスをつかめるようになるためにトイレ掃除をさせましょう、という話をしました。

●人が嫌がることを進んでやる人は頼られる。

●誰もやりたがらないことは、誰かにやってほしいので需要がある。

今回の話は、子どもだけじゃなく大人にも通ずる話です。私たちにも、日ごろ嫌なことはたくさんあります。「上司から面倒な仕事をふられたよ・・・」とか「PTA役員なんてやりたくないんだけど・・・」などなど。そのようなときに嫌々やるのか、やるならやるで意欲的にやるのかで、私たちの運気も大きく変わっていきそうですよね。

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