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カカクコムについて考えてみる

二次面接が控えているカカクコムについて考えてみます。

カカクコムと言えば、

・食べログ

・カカクコム

といった、メディアを運営している会社です。

こちらの会社のビジネスモデルはよく記事にでますが、

なにがすごいかというと

・営業利益率が驚異的

であることが1つあげられます。

ぶろぐ7

このテーマから深堀したいと思います。

なぜ営業利益率が高いのか。

売上に対するコストの割合が小さいから

実際のコストが↓こちら

画像2

といわれても、分からないので似た業態と比較しましょう。

ホットペッパー、食べログ、retty、ぐるなび で比較しようと思ったのですが、

メディアとしてIRがでているのがぐるなびだけだったので、ぐるなびと比較します。

ぶろぐ9

あらためて、費用の少なさが分かります。

では、この差をひらかせた費用とはなんでしょうか?(販管費)

ぶろぐ10

一番差が開いたのは人件費です。

しかし、ぐるなびには、販管費のほかに売上原価という費用の3分の1を占めている費用がありました。

(カカクコムには売上原価が記載されてなかったのでグラフに載せていません。)

つまり

人件費と売上原価が営業利益の差を生んだ

といえます。

(売上原価=記事を業務委託や人材派遣だそうです。)

ちなみに売上原価と販管費どちらにも人件費が含まれていない?とパニックを起こさないために説明しとくと、

売上原価の人件費は、たぶん、売上である記事作成に直接携わった業務委託やフリーランスのお給料。

販管費の人件費は、たぶん、直接ではないけど携わっている営業や企画の人などお給料

どちらにも人に対するコストが含まれていますが、作業が違うと区分が変えられるそうです。

では、なぜ食べログは人件費・売上原価をおさえられているのでしょうか。

それは、

内製化に成功しているから

ではないでしょうか。

ここからは、仮説ですが、ぐるなびの人件費や売上原価の高さは業務委託からくるものではないでしょうか。

こう考え理由は、カカクコムの面接で、「カカクコムの一番の強みは?」と聞いたときに

「社内ですべて完結すること」

と言われたからです。この強みが他社には欠けているのではないかと考えました。

では、なぜ内製化に成功しているのでしょうか?

個々の社員がプロ揃い

理由1、社員一人あたりの売上高が高い。

ぶろぐ11

アルバイトを含めた人数しかわかりませんでしたが、数値としてはこうでました。

実際に、人事の方とお話をすると8割が中途採用で、なにかしらのプロが多いということでした。

ちなみにカカクコムでは、元新聞記者だった方がライターをやられているそうです。

理由2、

社長が強すぎない

社長はどちらかというと業務改善が得意らしく、社員のやってこーぜ!案にはのってくれるタイプだそうです。

意外と、有名すぎないことも社員が育つ1つの要素かもしれないですね。

(社長さん、すいません。)

まとめ

儲かるものではなく、本当にいいものをつくる

をもとにビジネスを行っていることが真摯に伝わります。

ここからは本当に想像になりますが、

内製化した理由は、ほんとうに自分たちでいいものを作りたかったからじゃないでしょうか。

優秀な人材が集まった理由は、その理念に共感できる人だけが集まったからじゃないでしょうか。

そして集まった人たちも、その理念のもと消費者に喜ばれる工夫を凝らしてきたからこそ、優秀とよばれるようになったのではないでしょうか。

もともと、このビジネスモデルは儲かるものではありません、5年間も0収益が続いていたそうです。

こんな会社であれば、消費者にとってほんとうに価値あるマーケティングが行えるのではないかと思い選考を受けました。

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では、ここからが本題です。この会社で自分は納得できるのか考えていきましょう。

自分が絶対にゆずれない仕事内容の軸

1、一般消費者にアウトプットできる

(感情にともなう反応(すごい、うれしい、楽しい、)をもらったときが自分の一番のやりがいだから)

2、消費者にとっての価値を世の中に創出する仕事

×広告枠を売る。(実際に価値になっているのはその枠)

〇ガジェット好きおじさんのためのコアな記事企画をつくる

3、人の価値や行動をデータから読み取ることができる

将来の需要を考えて。

活かせるスキル

1、マーケティング

経営学部で成績を表彰されるほど勉強。(原価会計、簿記、戦略論、マーケティング論、消費者行動論などは学習済)

2、全体を調整し、構成する

チーム競技では、常に部長・副部長を務めていた。

カカクコムのいいところ

「自分たちで消費者にとって価値になることを追求できる点」

理由1、社内ですべて完結している

戦略(計画や企画)から意思決定まで行えることで、自分たちで本当に価値あると思えるものを提供することができる。

理由2、社内メンバーがプロ集団。

8割が中途社員であることから、それぞれがなにかのプロである可能性が高い。また、全員が自分たちで自分たちのメディアをよくしていきたいという気持ちが強い人が多いのではないか。だからこそ、消費者に対して本当の価値を提供することができる。

どんな職種があるのか

1、WEB企画

ビジネスプロデューサーも含める。

新規メディアを開拓

2、企画営業(新5)

食べログ:コラボ企画を創る

カカクコム:広告をここに乗せましょう。

3、WEBディレクター(新5)

既にあるメディアのグロース。

例)ターゲットはこの層だから画像はこうしよう

4、WEBマーケター(新4)

各メディアまたは、メディアを横断した責任者。

5、プロデューサー

経営に携わる


もしも○○職だったら・・・

自分がやりたいことにあげていた、123がそれぞれの職種でかなうのかを検証。

1、食べログの企画営業だったら

仕事内容:コラボ企画によって使用ユーザーを増やす。

例)GICROS GINZA GEMS 企画。お金をもらうポイントは、企画を代わりにおこなうプラン代らしい。食べログからのインターネット予約だとお金がおちるが、他の場所にもクリックでお金が落ちる場所があるのだろうか。


1、企画はユーザー(一般消費者)に向けたのもである。

2、企画という形で新しい価値を想像。GICROSで食事をする高級感の価値を提供している。(私だったら、食べ物の価値だけでなく、そこで食事することでえらる満足感を表現したい、食べた目線で見える景色とか。一緒に食べている姿とか。)

3、どのくらいデータを使って企画をたて、どのように改善をしているのかはわかっていない。

今今ではデータを使えていない。具体的にはどうゆう属性の人が見ているのか。購買への寄与度の価値化。

2、カカクコムの企画営業だったら。

仕事内容:クライアントから広告料をいただ

く。またその予算でユーザーにも価値になる広告を打つ。

例)ガジェット好きなユーザーであれば、コアファン評論会開いて記事にしたら売上あがると思いますよ。をクライアントに提案する

1、広告を売る作業は企業向け。しかし、広告の記事まで考えられるのであれば一般消費者にアウトプットをしているといえる。

2、広告を売る作業だけであれば、消費者に価値を生み出しているとは言えない。しかし、広告記事の作成で、消費者によみたい、買いたい、知り合い、というワクワクを生み出しているのであれば満たしている。

3、広告であることから、クリック数や閲覧秒数など数値・データは取りやすく、データを用いた仕事は行えそう。

Q、もっと、「○○だと思う」の確率あげるような数値を用いた提案ってできるのかな。これから効果が目に見えるデータを使った提案が主流になってくるのに(実際に広告業界がそうであるように)、アイデア勝負みたいなやり方をし続けるのは将来身に付くスキルとして心配。

3、WEBディレクターだったら。

仕事内容:消費者がより使いやすいメディアに作り替える

例)とにかく使いやすメディアにどんどん改善していく。

1、メディアの改善のため、一般消費者向けのアウトプット

2、使いやすいという価値を提供しているが、常に改善であり新しい価値を生み出しているのは分からない。

Q、改善が多いイメージだが、メディアに新しい機能を搭載したという事例はあるのか?

3、メディアであるため、クリック数や閲覧時間などデータや数値を扱った改善は行えそう。

Q、誰とメディアを考え、フロント修正の実行まで行うのか?

4、ウェブマーケターだったら

仕事内容:データ分析によって、WEBディレクターや企画をほしいデータを抽出し、わかりやすい形で提供する。

1、データを提供する相手が社内のWEBディレクターや企画だとしたら、一般消費者に向けたアウトプットとは言えない。しかし、ともに戦略まで考えられるのだとしたら、一般消費者に向けたアウトプットと言える。

2、どういったものをアウトプットしているのか分からず、顧客への新しい価値を提供しているかが分からない。

Q、戦略立案まで携われるのか?

Q、携われたとして経営戦略なのか?事業戦略なのか?メディア戦略なのか?

3、データ分析をメインとするため、データを使った仕事は必ず行うことができる。

Q、戦略立案まで携われるのか?

Q、携われたとして経営戦略なのか?事業戦略なのか?メディア戦略なのか?



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