切なさへの思慕
断捨離していると気づく。
捨てて良いもの、忘れたいもの、忘れたくないもの
私は本が好きだ。
ジャンルは問わない方だと思う(細かい好きなジャンルや気が進まないジャンルも有るけど)
どうしても欲しい本だと、Amazonやリアル店舗でどんな状態でもいいので
(マーケットプレイスでも可)手に入れる。
今すぐ読みたいと思うと、電子書籍でも買うし、じっくりと熟成させてもいいから手に入れたい本は、実物のリアルな本を買う。(メルカリなども利用してでも購入する)
この数年思い知ったのは、私は料理のレシピ本や健康に関する本、所謂実用書と文庫本などの取り扱いが楽な本や、軽めのエッセイ(漫画も含む)、短編集等をつい買ってしまう事。
もちろん、ずっと追いかけてる作家さんの小説やエッセイ、コミックスの新刊は押さえてる。
つくづく重めの本を読んでない。
名作と言われる本が読めてない。勿論積読で実は書棚にあったりするし、
書棚の整理をすると、ひょっこり昔購入したけど未読の本も出てきたりもする。
大学時代に一番周囲と格差を感じたのが、この読書の質だった。
私は漫画が好きだったので、文芸書の類の読破した書物が乏しく、流行りの本をつい読んでしまっていたのかもしれない。
それでも専門書は好きだったし、論文を書くために、図書館の閲覧をしまっくった。(当人比だけど)
漫画は歴史もの、恋愛もの、旅などのエッセイもの、少年、青年、少女、レディス、不条理もの、アニメのコミカライズもの 等など 兎に角読みまくった。
その中で一番心を掴んで話さないのは、少女漫画かもしれない。
何故なら、昨年弥生美術館に訪問した「くらもちふさこ展」に偉く感動したからである。
そこでは、画集もマスキングテープ、絵葉書、手ぬぐい、メモ帳等購入した。グッズ沼ではないけど、つい買ってしまう癖がある。
今も電子書籍のお知らせがある度に、買いたい!!と思ってしまう。
くらもちふさこさんで、大好きな作品は尽きないけど
あえて言うならば、「東京のカサノバ」「A-Girl」「いつもポケットにショパン」「海の天辺」等である。
自分の少女時代ど真ん中の作品が心に深く残っている。
くらもちふさこさんは、美大出身の漫画家で、コミックスがアート作品のようで、構成、色彩、言葉のチョイス 何もかもが私にとってのツボで、
きっとおばあちゃんになっても、くらもちふさこさんの漫画は読み続けると思う。
朝ドラで以前くらもちふさこさんをモデルにした漫画家の話もあった。
その時の主題歌の星野源さんの歌は未だに何度も聞いてしまう。
記憶鮮明 きっとこういうこと。
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