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そうでありたい。

今日はちょっと50歳を超えて、気づかされたことを。

人間、誰しもがこの世に生を受けてからは、死に向かっていること。

ネガティブに捉えているのではない。
向かっている場所が見えているはずなのに、時を止めようともがきあがく。
女、この歳になると身体の変化が著しい。
若かった頃は…なんて、言っている自分が恥ずかしいので、もう言うのをやめた。
今の自分を大切に楽しめるように生きようと。
そんな自問自答を繰り返す時間の中、ある詩が目についた。

時の試練をへた人生の知恵 〜サム・レヴェンソンの詩集〜

魅力的な唇のためには、優しい言葉を紡ぐこと。

愛らしい瞳のためには、人の美質を見い出すこと。

スリムな体ためには、飢えた人々と食べ物を分かち合うこと。

豊かな髪のためには、一日に一度、子どもの指で髪をといてもらうこと。
美しい身のこなしのためには、
決してひとりで歩むことはないのだと知ること。
物は壊れたら復元できないけれど、
人は転んでも起き上がり、
失敗してもやり直し、
挫折しても再起し、
誤ちをおかしたら正し、
何度でも再出発することができます。
決して誰のことも見捨ててはいけません。
人生に迷い、助けが必要なとき、
いつもあなたの手の少し先に
救いの手がさしのべられていることを
覚えていてください。
年を重ねると、
人は自分にふたつの手があることに気づきます。

ひとつは自分自身を助けるため、
そして、もうひとつは他者を助けるため。
女性の美しさは 
身にまとう服にあるのではなく
その容姿でもなく、
髪を梳くしぐさでもありません。
女性の美しさは、
その人の瞳の奥に見い出されるもの。

そこは心の窓、そして愛情のやどる場所。
女性の美しさは、
顔のほくろなどには関係なく
その本当の美しさは
その人の精神に反映されるものです。
それは心のこもった思いやりの気持ち
時として見せる情熱、
そして、その美しさは、
年を追うごとに磨かれていくものなのです。

今となっては、この詩が私のバイブル。

オードリー・ヘップバーン
彼女もこの詩が好きだったと。
様々な慈善活動もしていた女性。
外見もさることながら、内から出るオーラ。
美しさと優しさと強さを兼ね備えた最も尊敬できる、そして目指したい女性。

先日、散歩しながら撮影していると、ふと目があった。
そこには、オードーリー。

また、この詩が頭をよぎった。

そうでありたい。

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