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「ワーケーション体験」(2)お仕事編Ⅱ/リモートで通常業務を行いながら、上川町も楽しむ

北海道・上川町での滞在期間中に行うことで、あらかじめ決まっていたことが2つありました。

一つは、前半の山場となった「北海道上川高等学校」での授業。そして、もう一つが、滞在期間中に上川町で開催されるイベントCarpeDeim株式会社が主催する「START CAMP 2024」の見学でした。


授業を行う⁈「北海道上川高等学校」

 上川町では、地域内外の企業や団体、住民らと協力して、北海道上川高等学校(以降 上川高校)の「魅力化」を図る授業を行っているそうです。
 今回。滞在中に、その授業を行う機会に恵まれました。
 1年生から3年生の全学年。ひとコマ50分。

授業のひとこま。ボカシておりますが、雰囲気くらいは伝わるでしょうか。

 授業の前半では、「WOWOWプラス地方創生支援プロジェクト」について紹介させていただき、後半では「ストーリーの“流れ”を考える」ワークショップをしました。
 不慣れなことばかりで、授業ごとに反省点を修正しては、また新たに見つかり……を繰り返しながら、乗り切ったようなそうでもないような。
 振り返っても、生徒の皆さんにとって有意義な時間にできただろうか、と心配するばかりです。誰かひとりでも「高校生活の思い出」にしてくれたら幸せなのですが、どうだったのでしょうか。

一生懸命考えてくれている時の筆先。生徒の皆さんに感謝です。

 個人的には、「物語(ストーリー)」の力について考える機会になって良かったです。

改めて思う、熱量ってスゴイ「START CAMP 2024」

 滞在期間に開催されているということで、見学することになった「START CAMP 2024」。

挑戦を続ける社会起業家や大企業の新規事業責任者、NPO、ベンチャーキャピタル代表や自治体職員などが、約150団体/250名の規模で集まります。
セッションを聞くことがメインのスタートアップイベントとは異なり、参加者全員が主体的に参加し、対話を通じて実際に社会課題(ソーシャルイシュー)を解決する共創を生み出す場になることを目指しています。

CarpeDiem株式会社のイベントホームページより

 参加者する皆さんの「社会課題を共有し、対話から解決の糸口探し、新たな事業へとつなげたい」という熱気が、決して狭くない会場(上川町のかみんぐホール)を満たしていました。

会場の様子
オープニングの様子

 オープニングでは、昨年の成果が発表され、さらに会場内の熱気を高めていきます。皆さん、プレゼンテーションが上手く、勉強になりました。大勢の人の前に立って、しっかりと話せるというのはスゴイことですよね。
 ランチディスカッションで提供されたのは、海苔の香りが美味しそうなおにぎりなどによるランチでした。ちょっと食べてみたかったです。美味しいランチとともに、“実”になる会話がたくさん行われたに違いありません。

海苔の香りが最高なおにぎりの存在感!
上川町の「上川大雪酒造」で日本酒の仕込みに使用している「仕込み水」も用意されていました。飲んでみたかった。(「上川大雪酒造」さんの日本酒、すごく美味しかった)

 ランチディスカッションがスタートして、しばらく会場内で皆さんの様子を拝見して見学は終了。会場を後にしました。

ランチディスカッションの様子

 「START CAMP 2024」での出会いから、新しい活動や事業が生まれたのでしょうか。いつか偶然。プレスリリースなどで<「START CAMP 2024」をきっかけに>とか<「START CAMP 2024」から生まれた>とかという一文を見つけたら、ほんの少しの時間、見学をさせて頂いただけですがかなりムネアツになる気がします。そして、そんな日が来ることを祈っています。