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<男女の友情は成り立たないのか?>

<男女の友情は成り立たないのか?>
 成り立ってくれ。世界の半分は異性なのだ。染色体1本の違いなのに。同年代の友だちとご飯を食べにいくとなると、相手の性別によってその微かな、時に大きなニュアンスの違いが生じる。その感覚がどうしても嫌だ。その感覚は社会の「眼差し」によるものもあるのかもしれないが、自分自身の一種の偏見によるものではないかとも思うこともあるのだ。家族に男性が多いせいか、男性の友達も多い。十何年もの友だちや、自分に性的な視線が向けられ得ないことが保証されうると感じられる友だちは安心して付き合える。
今日はここまで。20231017
|友情の哲学 緩いつながりの思想 藤野寛 作品社

 最近のLGBT+Qの波に飛び込んで、もはや性愛というものを意識させないような付き合い方をすればいいのだろうか。そうやって演じて過ごせば楽かもしれない。相手の性別を意識せずに、ただ、その人に関心があるとアプローチすればいいのかもしれない。
今日はここまで。20231019

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